ThinkPad X270 結局さよなら

以前起動しなくなった ThinkPad X270 だが、その後もまた起動しなくなり、まだ保証期間内だったので修理に出そうとしたのだが、集荷手続き後の最後の起動確認で起動した。なんなんだこの機種は…と呆れつつも、原因はなんとなくわかってきた。高熱時に起動しなくなるのである。ファンが回っていないか、回っていても弱いのではなかろうか。起動しなくなった時に直前に何をしていたかと言えば Windows Update で、Update 中に筐体に触れたら結構な高熱だったことを記憶している。他にも A 列車を長時間起動したあとにサスペンドしたら復帰しなくなったことも思い出した。A 列車起動中は結構筐体が熱かった記憶がある。シャットダウンやサスペンドする前に筐体がそれなりに冷えていないと起動しなくなるようなのだ。

なんて面倒なやつだ。

ということで修理出す前に最後に起動して以来放置していたのだが、使っていないなら処分したほうがいいな、ということで処分してきた。近場のリサイクルショップチェーンだったので査定額はよそよりも低いかもしれないが、郵送で査定してもらって想定以下だったらイヤだなぁ、ということで2万より上だったらよし、という条件で持ち込み査定してもらったら2万よりちょい上だった。天板の傷がなければもうちょっと増額だったかもしれない。怖かったのは査定中に起動しないパターンだったが、起動したようでなにより。郵送系査定で先方で起動しなかったら悲惨だな、とも思っていたので持ち込み査定にしたこともある。その場で説明できるし。

元は7万以上もした X270 でろくに使うことはなかったが、ThinkPad 以外にも目を向けるきっかけになったので高めの勉強代ということにしておく。単純にハズレ個体なだけだろうけどね。X270 が信用ならぬということで中古で買った SX3 がめっちゃ元気だしバッテリも劣化してなくてかなりの当たりだった。ただしキーボードにはまだなれない。

ThinkPad X270 起動しなくなって焦る

先日購入した ThinkPad X270 を携えて先日東海うろうろした。初日の宿で X270 を操作後に蓋を閉じてスリープしたのだが、翌朝起きたら停止していた。電源ボタン押しても起動しない。電源ランプも光らないし、ファンの音も聞こえない。Lenovo ロゴすら表示しない。まだ1泊あるのに、ただの荷物になってしまった。購入後ろくに使用していないのに故障してしまった。ああ、また無駄遣いをしてしまったのか。

まだ保証期間内であることは分かっていたのだが、無償修理なのか不安。これといって強い衝撃を加えたわけでもないので自然故障だと思っている。Windows Update →起動→スリープ→機能停止という流れなので、Windows Update が原因だとしたら保証対象ではないかもしれない。

とはいえ購入後即故障で放置、というのは無駄遣いの極致。各種ソフトウエアインストールなどをして環境を整えた後だったので、それらの再インストールが面倒になるが修理に出そう、と思った。修理の際に OS 初期化というのはよくある話。たとえ初期化しないとしたところで動作確認で PC 内のデータを見られるというのは気持ちよくない。dmm.co.jp のコンテンツが入っていると言えば把握していただけるだろうか。

とはいえ起動している間にデジカメから旅の写真を X270 に移してしまっており、これだけはよそのどこにもないデータであるのでサルベージしておきたい。最近の ThinkPad は分解が面倒になっているのでやりたくはないが他に取り出す手段がないので、旅行から帰ったら X270 を開けて HDD を取り出してサルベージすることに決めた。

このサルベージのための分解だが、故障を直すことができるかもしれない、とも思っていた。以前 X250 も同じ症状になったことがある。電源ボタンを押してもうんともすんとも言わない。仕事で使っていたので修理に出そうにも、データをサルベージして別の PC に移さないと仕事ができない。X250 を分解することになったのだが苦戦。一部筐体は割れた。割らないと分解できなかったともいえる。上手くすれば割らずに蓋を外せるようだができなかった。

X250 はデータサルベージ後にパーツを元に戻して放置していたのだが、試しに起動してみたら起動した。何の問題もなく起動した。やったことは蓋を外し→ HDD を外し→ HDD を元の戻し→ 蓋をした。これのみ。どこかの接触が悪かったのだろうか。ともあれその後 X250 は確実に起動するようになっているが、仕事用 PC の座は別の ThinkPad が担っているので予備機として眠っている。たまに Windows Update するために起動する程度だ。

そんな経験があったので、もしかしたら X270 も同じことをすれば起動できるようになるかもしれないと思っていたのだ。

X270 の蓋を開けようとしたのだが、X250 以上に開けづらく感じた。あともう少しというところで割れそうな雰囲気だったので蓋外し諦め。HDD 内の写真も諦めた。これだとメモリ増設も面倒だな、と思いつつネジを回して蓋を閉めた。

が、電源ボタン押したら起動した。蓋を若干外して閉めたら動くんかい。一体なんなんだ。

すぐさま写真データサルベージし、dmm.co.jp コンテンツを削除しておいた(再 DL 可能なので)。何度か再起動したり、暫く放置してから起動、のようなことを繰り返して2週間以上経過したが、現在も普通に起動する。蓋を開ける際に筐体一部に若干傷がついてしまったが、修理に出さずに済んだのは大きい。次に壊れることがあればそれなりに使い込んだ後にしてほしいところだ。

Windows Tablet もハズレだったので今年買うハードはついていないな。

ThinkPad X200s 発掘

もう処分済みだと思っていた ThinkPad X200s が出てきた。X200 も持っていたので X200 処分と混同していたかもしれない。

一時仕事用 PC としてがんばってくれた X200s。発熱がすごいので膝上コンピューティングすると腿が熱くて困った思い出。

X200s を起動したら Ubuntu 14.04 LTS があったので 16.04 → 18.04 と段階的に OS アップグレードを行った。久しぶりに7段キーボードを触ったが今のキーボードより好きだな。戻して欲しいものだが叶わないだろう。

Ubuntu 入れてはあるけど用途は決まっていないので放置することになるだろう。X201s もあるのだが、スペック的に現行 Windows は厳しい。ブラウザでもコンテンツがリッチ過ぎて重くなるだろう。少なくとも Google Map はライトモードになるはず。触ってきた中で一番好きな ThinkPad なので処分はできないかな。手元に置いておこう。

ThinkPad X270 到着

先日購入した ThinkPad X270 新古品がもう届いた。

リアバッテリはなかろうと思っていたのだが3セルのがついていた。フロントと合わせて6セル。Lenovo Settings でバッテリ充電閾値を設定して満充電しないようにした。届いた時点ではフロントもリアも空っぽだった。新品でもある程度充電されているものと記憶しているので、放電しきったのだろう。

で、趣味用にセッティング開始。裏で Windows Update しつつあれこれやるとさすがに熱くなってファンもうなるのだが Latitude E7240 ほどでもない。解像度は低いが許容範囲内だ。

Steam のみんなのA列車をインストールしてちょっと早送りしてみたがもっさりもしないので十分な性能だ。3Dばりばりのゲームはやらないので GPU は Intel で十分である。

環境整えたらいくつか PC 処分しよう。

結局ラップトップ PC は ThinkPad になってしまう

ThinkPad X270 の低解像度版の新古品が某所でそれなりの価格で売られていたので購入。まだ届いていない。購入迄の経緯というか思考の流れ的なものを以下に垂れ流しておく。垂れ流しなので推敲はしない。

仕事で使っているのは ThinkPad X シリーズだが、所有権は会社にあるし、重要なデータもてんこ盛り。泊りがけの城巡り遠征などでは紛失や盗難に遭うとダメージがでかいのでなるべく持ち歩きたくない。遠征し始めの頃は所有権が自分にあるものを使っていたので持ち歩いてはいたが、所有権が会社のものを使うようになってからは持ち歩きたくない。しかし、平日休んでの長期遠征の場合は急ぎの仕事の場合は対応しなければならないので仕事用 PC を持ち歩いたりもした。

とはいえ、急きょ対応するような仕事の場合は、全データが必要というわけでもない。メールが閲覧できて、SSH で踏み台経由でサーバにアクセスできれば良い程度。それと会社用だと趣味用にいじれない(ゲーム、動画再生、電子書籍の漫画など)。ということでモバイル用の PC やタブレットなどをあれこれ物色している数年である。

素直に最初から ThinkPad を選んでいればよいのだが、他のブランドやタブレットなども試したかったので寄り道していた。DELL の Latitude は E7240 と E5250。Windows タブレットは Lenovo の MiiX 310 と D〇SPARA の DIGINNOS。

DELL Latitude E7240 はファン音以外問題ないのだが、そのファン音がひどい。中古で買ったのだが、バッテリがへたっていたのでバッテリだけ新調したのだがファン音が気になりすぎて定期的 Windows Update の時以外は起動しないレベル。Windows Update しているだけでもうるさい。

DELL Latitude E5250 は仕事で使っていた X250 が週末に起動しなくなったので、週明けから仕事用 PC がなくなるのは困るということでアキバの中古ショップ巡りして購入した中古 PC。データを移せるように 500GB は必要だったのでうろうろしたあげくこれしかなかったレベル。とはいえ英語キーボードだし Core の5世代目だったしで結果的によい買い物だった。仕事用代替機の期間終了後はモバイル用途で使ってもよかったのだが、バッテリがそんなに劣化していないのに稼働時間が短いのが難、ということで遠征用途には向かないと判断。あと AC アダプタとケーブルが場所を取るのも難。なお起動しなくなった X250 は後日動くようになった。データを移す際にシャーシを開けたついでにファンの掃除などもしたのだが、それがよかったのかもしれない。

Windows タブレットの Lenovo MiIX 310 の顛末については別記事に上げているので説明は省略。2回修理してダメならもうダメ。

DIGINNOS についても先日の記事に上げた通りである。約4万無駄遣いしてしまったな。初期化して処分コース。

他に手持ちの ThinkPad でモバイル用途できる機種だと X201s と Edge 11 があるのだけど、どちらも古い。X201s は名機だったけどスペック的に厳しい。ネット閲覧といっても昨今はリッチ過ぎてきつかろう。Edge 11 はバッテリがへたっていることもあるが、そもそも謎のフリーズが結構起こるようになっているのでバッテリ以前の問題。Windows Update 中にフリーズしたときはもう起動しなくてもいいか、と思ったよ。

ということでなんやかんやで私のモバイル用途のラップトップ PC に求める要素はバッテリ/電源なのだ、と再認識。ThinkPad X シリーズのリアとフロントバッテリ構造はやっぱりいいな、ということで X シリーズの中古を探していたら X270 の新古品があったので購入したのであった。リアバッテリについての記述はなかったのでおそらくついていないだろう。互換バッテリは信用しないのでどこかで純正バッテリを買うつもりである。