Lenovo の MiiX 310 で Windows タブレットは懲りたのだけど、スペック的にちょうどよい Windows タブレットがあったので買ってしまった。MiiX 310 を処分したときにモバイルラップトップを買ったほうがよい、という結論に達したのに繰り返してしまった。結論もまた同じである。
モバイルラップトップまたはタブレットに求めているもの。
- 長時間駆動
- 軽量
- 高めの解像度(妥協可
- Windows は 64bit(WSL 使いたい
- それなりのキーボード(配列がksではない
- フルサイズの USB ポート
- タブレットの場合は 64GB 以上の記憶容量、ラップトップなら 256GB 以上の記憶容量
D〇SPARA の Windows タブレットが上記の条件に近かったので購入。値段も4万以下だったのでよし。
開封して起動したらバッテリの減りが速い。起動して数分で2割以上減った。充電は USB ケーブルなのだが、USB ケーブル挿しても減り続ける(後で知ったが Intel CPU のタブレットは起動中の USB 充電はそういう仕様らしい)。
バッテリがへたっているのでは、とコマンドプロンプトで powercfg コマンド実行したらサイクル数が半端なしい数字をたたき出した。
>powercfg /batteryreport
具体的な数値を記すと中の人に特定されるので書かないが、サイクル数が5桁出た。そりゃ減りも速かろう。製造年が2014年となっていた。2018 年の新品の製品なのに2014年を使うものかね。余った部材を使ってんじゃねーの疑惑。設計容量、フル容量の表示も単位が出なくて怪しい。単位が出ないバッテリなんて初めてだ。出ないバッテリもあるのだろうか。ともあれサポートに連絡したら調べてくれるとのこと。本体を回収してもらった。
で、バッテリを交換して戻ってきたのだけど、これもサイクル数が5桁(以前の者よりは数値が減ってはいた)。製造年月日も同じ。そういう企業と製造工程なんだな、と諦めつつも一応サポートに電話。電話受けた人はサイクル数の意味も分からないらしく、詳しいものもいないので後日折り返すとのことだった。
数日後、折り返してきたのがいかにもクレーム対応担当といった感じの男性。「バッテリは新品を使っている」「サイクル数に関しては出荷時の数値は保証していないし明記もしない」「返品も受け付けない」とのこと。返品に関しては聞いてみただけなので期待してはいなかったが、サイクル数がどうであろうと与り知らぬことらしい。もう一度交換してももらっても同じだろうから諦めた。
ついでに充電が遅いことについて聞いてみたら、”Intel CPU のタブレットで USB 充電の場合は、電源オフ時でないと充電速度が遅い。使用中の場合は容量が増えずに減る場合もある”とのこと。仕様らしい。Android スマホ/タブレットとは違うのだな。 MiiX 310 が正常に動作している時起動中でも充電できたな、と思ったがあの製品は AC 電源だった。USB ではなかった。これには合点がいったがそれってとても使いづらいよね。やはりラップトップにすればよかった。
バッテリ駆動時の電源管理を省エネにすれば結構もつのだけど、パワー不足は否めない。何かしらインストールするときなどは遅い。Windows Update ででかいものがあるとほんとに時間がかかる。電源を USB ケーブルで確保しても充電速度より消費速度が上回る。この辺もストレスである。
このタブレットを買ったあとに Acer だか ASUS でちょうどよいモバイルラップトップが出てショックだったな。どの機種だったか今調べるとまたショックを受けるので調べないでおく。
ちょっと奮発して私用の ThinkPad X シリーズを買ったほうが精神衛生上よさそうだな。旅行にでかけるときに仕事用の X シリーズを持って行ってもよいのだが、紛失/故障時のリスクが高すぎる。旅行先では ssh とメール読み書きできる環境があればよいので仕事用 PC を持ち歩くのはリスクが高いのだ。あとゲームとかインストールできないし。
ちょっと時間置いたら今度こそラップトップ買おう。