先日長期遠征(といっても1週間ちょっと)行ってきたのだが、サブバッグの選択で難渋。
一番手軽なのが Boreas の Topaz なのだが、背面部分にクッションがないのと、ポケット類が少ないのが結局使いづらさに繋がっている。今回は有給使ったのだが、緊急の場合は対応しないといけないので平日は PC を持ち歩かないといけない(土日祝なら PC 持っていなくても許される)。なので、Topaz に PC 入れるとしんどいのは背負わなくてもわかった。形状も三角形なので PC を入れるには適さない。
候補として買った Turf 25 なのだが、ショルダーハーネスが分厚くていざ丸めようとしたらしんどいことがわかった。Turf 25 は普通に使うことに決めた。
10月に Boreas Olema をサブバッグにした遠征をおこなった。サブバッグは可能だったがペットボトルの扱いに困ったのと丸めてもそこそこ嵩張ったので及第点レベルであった。11月の遠征では候補から外した。
MHW の Fluid 18 も可能でポケットが多くてよいのだが、いかんせん容量不足。詰め込めばそれなりに入るが前後に膨らんでしまう。Fluid 24 もあるのだが、未開封で現状新規に入手困難なので寝かしておくことにしている。Fluid シリーズも候補から外した。
Thule の Stir 20 も候補から外した。藪漕ぎすると蓋の隙間からメインコンパートメントに葉っぱやら小枝が入ってしまうからだ。今回藪漕ぎや倒木くぐりが多そうだったので候補から外した。
Jackwolfskin の Hamrock 16。容量が少ないので PC を入れると不足するので候補から外した。PC なしならこれでよかっただろう。
Salomon Agile 20 AW。これは各種ストラップが緩みやすいので候補から外した。防水なのはよいのだが。
さて、困ったななったのだが、Agile 20 AW を検討したときに Salomon で TRAIL 20 に似ているけどポケットが多いやつがあったな、ということを思い出して調べてみたらそれが TRAILBLAZER 20 であった。
TRAIL 20 とのおおまかな違いは上のほうに小さなポケット、表面に縦ジップの薄いポケットの有無。サイドポケットの大きさとコンプレッションストラップ。ヒップベルト付属のポケットの大きさといったところか。
薄くて丸めやすそうなので TRAIL 20 は気になっていたのだが、ポケットが少ないので買わないでいた。薄い割に背面にクッションがついているのもよし。で、今回 TRAILBLAZER 20 に気付いて実物触ったらよい感じだったので購入。さっそく先日の長期遠征のサブバッグとして使ってきた。
使い勝手としてはかなりよかった。理想的なサブバッグであった。難点としてはジャケットを引っ掛ける仕組みがないこと、レインカバーがないことくらいか。秋だったので動いているときは汗をかくのでジャケットは不要。ただし風の強い尾根や下山後の夕方などは寒くなるのでジャケットは必要。ということでジャケットをひっかける仕組みが外側にあればいちいち中に仕舞ったり出したりしなくていいのにな、と思った次第。雨には降られなかったけどレインカバーは別に持っているのでレインカバーなしは個人的に問題なかったが、所持していない場合は買う必要があるだろう。
丸めたときも Boreas Topaz ばりに嵩張らなかったのもポイント高い。丸めたあとに小さなスタッフバッグに入れるのだが、かさばるバックパックはふっくらしてくるのだ。ふっくらする場合はメインのバックパックに入れる際に上から重しを載せないとパッキングに苦労したのだが、 TRAILBLAZER 20 はふっくらしてこなかったのでパッキングも楽だった。
ジャケットをひっかける仕組みは上部にループが2つあり、下部に反射材のところにあるループがあるのでコードを通せばなんとかなるかな。