ThinkPad X270 起動しなくなって焦る

先日購入した ThinkPad X270 を携えて先日東海うろうろした。初日の宿で X270 を操作後に蓋を閉じてスリープしたのだが、翌朝起きたら停止していた。電源ボタン押しても起動しない。電源ランプも光らないし、ファンの音も聞こえない。Lenovo ロゴすら表示しない。まだ1泊あるのに、ただの荷物になってしまった。購入後ろくに使用していないのに故障してしまった。ああ、また無駄遣いをしてしまったのか。

まだ保証期間内であることは分かっていたのだが、無償修理なのか不安。これといって強い衝撃を加えたわけでもないので自然故障だと思っている。Windows Update →起動→スリープ→機能停止という流れなので、Windows Update が原因だとしたら保証対象ではないかもしれない。

とはいえ購入後即故障で放置、というのは無駄遣いの極致。各種ソフトウエアインストールなどをして環境を整えた後だったので、それらの再インストールが面倒になるが修理に出そう、と思った。修理の際に OS 初期化というのはよくある話。たとえ初期化しないとしたところで動作確認で PC 内のデータを見られるというのは気持ちよくない。dmm.co.jp のコンテンツが入っていると言えば把握していただけるだろうか。

とはいえ起動している間にデジカメから旅の写真を X270 に移してしまっており、これだけはよそのどこにもないデータであるのでサルベージしておきたい。最近の ThinkPad は分解が面倒になっているのでやりたくはないが他に取り出す手段がないので、旅行から帰ったら X270 を開けて HDD を取り出してサルベージすることに決めた。

このサルベージのための分解だが、故障を直すことができるかもしれない、とも思っていた。以前 X250 も同じ症状になったことがある。電源ボタンを押してもうんともすんとも言わない。仕事で使っていたので修理に出そうにも、データをサルベージして別の PC に移さないと仕事ができない。X250 を分解することになったのだが苦戦。一部筐体は割れた。割らないと分解できなかったともいえる。上手くすれば割らずに蓋を外せるようだができなかった。

X250 はデータサルベージ後にパーツを元に戻して放置していたのだが、試しに起動してみたら起動した。何の問題もなく起動した。やったことは蓋を外し→ HDD を外し→ HDD を元の戻し→ 蓋をした。これのみ。どこかの接触が悪かったのだろうか。ともあれその後 X250 は確実に起動するようになっているが、仕事用 PC の座は別の ThinkPad が担っているので予備機として眠っている。たまに Windows Update するために起動する程度だ。

そんな経験があったので、もしかしたら X270 も同じことをすれば起動できるようになるかもしれないと思っていたのだ。

X270 の蓋を開けようとしたのだが、X250 以上に開けづらく感じた。あともう少しというところで割れそうな雰囲気だったので蓋外し諦め。HDD 内の写真も諦めた。これだとメモリ増設も面倒だな、と思いつつネジを回して蓋を閉めた。

が、電源ボタン押したら起動した。蓋を若干外して閉めたら動くんかい。一体なんなんだ。

すぐさま写真データサルベージし、dmm.co.jp コンテンツを削除しておいた(再 DL 可能なので)。何度か再起動したり、暫く放置してから起動、のようなことを繰り返して2週間以上経過したが、現在も普通に起動する。蓋を開ける際に筐体一部に若干傷がついてしまったが、修理に出さずに済んだのは大きい。次に壊れることがあればそれなりに使い込んだ後にしてほしいところだ。

Windows Tablet もハズレだったので今年買うハードはついていないな。

結局ラップトップ PC は ThinkPad になってしまう

ThinkPad X270 の低解像度版の新古品が某所でそれなりの価格で売られていたので購入。まだ届いていない。購入迄の経緯というか思考の流れ的なものを以下に垂れ流しておく。垂れ流しなので推敲はしない。

仕事で使っているのは ThinkPad X シリーズだが、所有権は会社にあるし、重要なデータもてんこ盛り。泊りがけの城巡り遠征などでは紛失や盗難に遭うとダメージがでかいのでなるべく持ち歩きたくない。遠征し始めの頃は所有権が自分にあるものを使っていたので持ち歩いてはいたが、所有権が会社のものを使うようになってからは持ち歩きたくない。しかし、平日休んでの長期遠征の場合は急ぎの仕事の場合は対応しなければならないので仕事用 PC を持ち歩いたりもした。

とはいえ、急きょ対応するような仕事の場合は、全データが必要というわけでもない。メールが閲覧できて、SSH で踏み台経由でサーバにアクセスできれば良い程度。それと会社用だと趣味用にいじれない(ゲーム、動画再生、電子書籍の漫画など)。ということでモバイル用の PC やタブレットなどをあれこれ物色している数年である。

素直に最初から ThinkPad を選んでいればよいのだが、他のブランドやタブレットなども試したかったので寄り道していた。DELL の Latitude は E7240 と E5250。Windows タブレットは Lenovo の MiiX 310 と D〇SPARA の DIGINNOS。

DELL Latitude E7240 はファン音以外問題ないのだが、そのファン音がひどい。中古で買ったのだが、バッテリがへたっていたのでバッテリだけ新調したのだがファン音が気になりすぎて定期的 Windows Update の時以外は起動しないレベル。Windows Update しているだけでもうるさい。

DELL Latitude E5250 は仕事で使っていた X250 が週末に起動しなくなったので、週明けから仕事用 PC がなくなるのは困るということでアキバの中古ショップ巡りして購入した中古 PC。データを移せるように 500GB は必要だったのでうろうろしたあげくこれしかなかったレベル。とはいえ英語キーボードだし Core の5世代目だったしで結果的によい買い物だった。仕事用代替機の期間終了後はモバイル用途で使ってもよかったのだが、バッテリがそんなに劣化していないのに稼働時間が短いのが難、ということで遠征用途には向かないと判断。あと AC アダプタとケーブルが場所を取るのも難。なお起動しなくなった X250 は後日動くようになった。データを移す際にシャーシを開けたついでにファンの掃除などもしたのだが、それがよかったのかもしれない。

Windows タブレットの Lenovo MiIX 310 の顛末については別記事に上げているので説明は省略。2回修理してダメならもうダメ。

DIGINNOS についても先日の記事に上げた通りである。約4万無駄遣いしてしまったな。初期化して処分コース。

他に手持ちの ThinkPad でモバイル用途できる機種だと X201s と Edge 11 があるのだけど、どちらも古い。X201s は名機だったけどスペック的に厳しい。ネット閲覧といっても昨今はリッチ過ぎてきつかろう。Edge 11 はバッテリがへたっていることもあるが、そもそも謎のフリーズが結構起こるようになっているのでバッテリ以前の問題。Windows Update 中にフリーズしたときはもう起動しなくてもいいか、と思ったよ。

ということでなんやかんやで私のモバイル用途のラップトップ PC に求める要素はバッテリ/電源なのだ、と再認識。ThinkPad X シリーズのリアとフロントバッテリ構造はやっぱりいいな、ということで X シリーズの中古を探していたら X270 の新古品があったので購入したのであった。リアバッテリについての記述はなかったのでおそらくついていないだろう。互換バッテリは信用しないのでどこかで純正バッテリを買うつもりである。

ideapad MIIX 310 処分した

2回修理した ideapad MIIX 310。2回目の修理依頼からの帰還は早かった。1回目がひと月かかったのは何だったんだ、というくらい早かった。1週間ちょいで戻ってきた。

初期化されているのを確認してまた壊れないうちに某所で処分してきた。店員さんがぐぐったら私だと分かるだろうからぼかして書いておいた。傷もあったので納得の査定額であったよ。元が安かったしね。今回はいい勉強になった。Lenovo のタブレット、特に MIIX シリーズはもう買わない。Lenovo は Yoga tab 2 with windows の後継機を作ってくれればよかったのにな。会社支給の機体が手元にあるけど会社の備品だから自由にいじれないのが辛い。今のところ壊れなくて頑丈である。

Windows タブレットだと結局まともなキーボードが欲しくなるのでモバイルラップトップを買ったほうがいいと分かった。iOS や Android ならタブレットでもいいかもね。

ideapad Miix 310 また壊れた

以前修理に出した Miix 310 だが、また壊れた。液晶に縞模様入って何も映らない。Windows 起動処理しているのだろうけど映らないので状況がわからない。

Miix 310 Display

壊れたのに気付いたのは3連休初日の宿泊先の宿。コンデジで撮影した写真を Miix 310 に一時退避しようかな、と思い起動したら Lenovo のロゴも出ないで画面真っ暗。変だな、と思い暫く放置すると徐々に画面に縞模様が入って画面全体縞模様になった。電源ボタン長押しして一度シャットダウンし、改めて起動させたが lenovo のロゴも出ないし Windows のログオン画面にもならなかった。3連休の間邪魔な荷物と化した。

また修理に出そうかと思ったが帰ってくるまでひと月かかるし、また壊れそうだし、ということでひとまず放置することにした。1回修理出しているけどまだ保証効くのかな。

ともあれ、旅先用 PC を欲しているのでなんか買おうとピックアップしているところ。タブレットだと結局拡張性なくて困るから 11 インチくらいのラップトップで検討している。中古でもよい。

Miix 310 用に BT キーボード購入

昨年購入して速攻修理に出した Miix 310 付属の5段キーボードが使いづらくて結局 ThinkPad BT ワイヤレストラックポイントキーボードの英語配列を買った。

付属の5段キーボードの不満点は以下の通り。

  • 5段しかないのでファンクションキーがない。Fn 同時押しめんどくさい
  • pageup/pagedown キーが Fn 同時押し
  • home/end キーも Fn 同時押し
  • キーボードについているフルサイズの USB ポートだと外付け USB HDD 認識しない

配列は使い続ければ克服できるかもしれないが、キーボードについている USB ポートが使い物にならなかったのはどうしようもない。これ目当てでもあったので残念だ。なぜ外付け USB HDD を認識しなかったのかは調べていないが(バスパワー不足?)、配列の不満点もあるのでキーボード別途購入することにした。

Thinkpad bt キーボードのほうは使い慣れたキーボードと殆ど同じなのでほぼ問題なし。パームレストが小さいので、そのせいか左右キーのつもりが pageup/pagedown を誤タイプしてしまうことがたまにある。

あとは、Miix 310 とキーボードのサイズが合わないのでバッグの中で収まりが悪いくらいかな。それ以外は純正の5段キーボードよりも圧倒的な満足。買ってよかった。

Lenovo MiiX 310 購入したら即故障して修理出した話

旅に出る際にラップトップ PC 持って行っているのだが、ケーブルやら周辺機器も同時に持ち歩くことになるので嵩張るし重くなる。平日なら仕事で対応しないといかん場合もあるのでラップトップ PC が必要になるが、週末ならそこまでしなくともよい。宿の夜の暇つぶしや調べものしたいときはスマホよりも PC のほうがよいし、USB コネクタから各種デバイス給電も就寝時に行っている。長旅だとカメラの SD カードから写真データを PC に移して容量確保などもしている(短い場合は行わないか予備の SD カードを使う)。

ということで週末だけの宿泊でもラップトップ PC が欠かせなかったのだが、1泊の時ぐらいは PC ではなくキーボードつきタブレットぐらいでいいんじゃないかな、と思っていた。給電に関しては USB コネクタつきの電源アダプタがあればよい。キーボード付きならタブレットでも調べもの捗りそう。タッチパッドは苦手だがタブレットはディスプレイを直接触れるんで苦手なポインティングデバイスを補える。尚、トラックポイント派なのでトラックポイント付きの BT キーボードが欲しい。

会社支給のタブレットは手元にあるが、いかんせん会社の備品なので遊び倒すことはできない。自分のタブレットが欲しい、ということで選んだのが Lenovo の MiiX 310。Amazon で安く、キーボード付き、Office Mobile 付き、高解像度、ストレージそれなり。

11月頭ぐらいに Amazon でぽちって数日後には受け取りセットアップ開始。長時間に亘る Windows Update を終えて再起動後ちょっといじったら画面が縞模様に乱れて応答しなくなった。電源ボタンでの強制停止や再起動もできない。電源ケーブルを挿すと給電のランプはつく。それだけ。ちょっと調べたらこの機種不具合多発。画面が縞模様になって応答しなくなった人もいる。よくみれば Amazon のレビューにも初期不良レビューが多い。

ここでできることは2つ。Amazon へ連絡して初期不良交換または Lenovo に連絡して引き取り修理依頼。私は後者にしたのだが、これが時間かかった。トータルでひと月待つことになった。Amazon で初期不良交換のほうが手っ取り早かったようだがそれは結果論(また不良品掴まされる可能性もあったし)。Lenovo のウェブサイトから修理依頼を出そうとしたのだが、受付フォームの一部が日本向けにできておらず、しかも必須項目だったので依頼できず。ひと月以上前の話なのでフォームのどこだかは忘れたが、ともかくウェブから依頼できず、仕方なく電話で依頼。電話も繋がらないので何回かかけて漸くつながった。症状を説明して引き取り修理となった。

日時指定して引き取りにきてもらい、それから10日後ぐらいに Lenovo から連絡があり、システムボードの故障で、補償範囲内ということで無償修理となった。しかしそれからしばらく音沙汰なく、月が替わって12月になって修理完了品到着。修理期間中に使いたかった旅には出ており、到着後もセットアップ完了前に旅に出てしまったので出番はなし。年末年始の旅には持っていけるかな。

修理完了後セットアップをちょいちょいやっているが、今度は Windows Update 後も画面が縞模様になったりフリーズすることはなし。修理してよかった。ただ、付属のキーボードが5段配列で我慢ならないのでキーボード買いたくなっている。typo が多くなるし、このキーボードに慣れると他のキーボードが使いにくくなるだろうしメリットはあまりない。キーボードにフルサイズの USB コネクタがついているのはいいんだけどね。