Zeonfone 5Z と Zenfone Max Pro (M1) 購入

いきなり Zenfone 2台追加しているが、同時に買ったわけではない。先に 5Z を購入して、さきほど Max Pro (M1) を購入した。それぞれに購入理由があるのだが、まずは 5Z のほうから。

ZTE AXON 7 をメインに使っていたが、いくつか不満点があった。

  1. バッテリの減りが早まってきた
  2. ZTE の先行き不安
  3. 常駐系アプリのプロセスが死ぬことが多い

バッテリが劣化するのは仕方ない。こまめな充電は控えてはあったが、パーセンテージの減りが速くなってきた。信頼度不明ではあるが AccuBattery で見た感じ定格容量の7割くらいにはなっていた。一時期アップデートサーバが応答しなくなったこともあり(現在は使えるが)、ZTE の先行きは不安である。あと、購入当初より気になっていた常駐系アプリのプロセスの死去。Linux でいうところの OMM Killer みたいなものだろうか。AccuBattery もそうだが、のぞき見防止のフィルターアプリのプロセスも死ぬことが多い。他の Android 端末で両アプリのプロセスが死ぬことは殆どなかったので、AXON 7 のこの挙動は前から気になっていた。いくつかの要因もあって、そろそろおさらばしようかな、と思ったのである。

で、乗り換えたのが Zenfone 5Z である。一応 AXON 7 もハイエンド機だったのでハイエンド機に乗り換えたかった。いくつか候補を調べたが値段、広角カメラを考慮すると Zenfone 5Z くらいしかなかったので、これに決定。楽天スーパーセールの買い物周りも兼ねたのでそれなりの期間限定ポイントもげと。期間限定ポイントは Let’s Note 買うときに使った

AXON 7 でちょっともっさりしているなぁ、と感じていたスマホゲームを Zenfone Z で試したらかなり快適になった(詳しく書かないのは DMM GAMES の何かということで察してもらいたい)。テクテクテクテクがバッテリ消耗するのはどの機種でも同様のようだ。

で、一番期待していたのはサブカメラの広角カメラである。遠征時にコンデジを手放せないのはスマホのカメラの多くが非広角なため。防水コンデジ代わりということで購入した arrows M03 も広角カメラという売りなのだが、さほど広角感なし。Zenfone 5Z は無印の 5 も含めてサブカメラが広角レンズと知った。ゲームやらなければ無印の 5 でもよさそうだったが、ゲームするので 5Z となった。

実際に撮影したのが次の2枚の写真。ともに同じポジションでの撮影。カメラの切り替えはディスプレイ上でワンタッチで切り替わるのだが、切り替えでもっさりすこともなかった。

メインカメラで撮影。

広角カメラで撮影。

広角カメラは説明板などの平面文字列の撮影には向かないが、こういった建物や風景などで力を発揮する。枠に収めるために後退するという動作が削減される。山や斜面などで撮影するときに後退して転落なんてことも抑制されるだろう。

カメラの腕は実力がないので画質などは気にしていない。広角かどうかがのほうが優先なので、Zenfone 5Z のカメラには満足である。デュアルカメラなので、広角カメラのみというわけではないのもよい。

ただ、バッテリが気になっている。カタログでの定格容量は 3300mAh なのだが、購入直後なのに AccuBattery で見ると推定容量が 2700mAh 台なのだ。

AccuBattery が絶対に正しいわけでもないのだが、定格容量から2割近く差がある。誤差の範囲内とは思えない。完全放電していないからかな、と思い残容量1桁%になるまでテクテクテクテクを起動し、満充電してみたが推定容量に変化なし。初期不良なのかな、と思ったが、一応ぐぐってみると無印 5 でも似たような感じらしい。満充電するとリチウムイオンバッテリは劣化するのが速くなるので、Zenfone 5 シリーズではアプリに見せかけの満充電容量を伝えているのかな、と推測。それなら納得である。

また、PCMark の Work 2.0 battery life を走らせたところ 10 h 47 min と出た。BEST DEVICES に出てくる Zenfone 5Z のスコアよりので問題なさそうである。


続いて Zenfone Max Pro (M1) をサブとして購入。サブというか、現時点ではテクテクテクテク用である。テクテクテクテクに飽きたら正式にサブになるだろう。

さきほどから何度か記しているテクテクテクテクとは位置情報ゲームである。GPS を使って実際の地図を塗りつぶすゲームなのだが、始める前はながら歩き推奨ゲームっぽくていやだな、と思っていた。地図を塗りつぶすというのは好みなので大変興味があったのだが残念だ、と思っていたのだが、ちょっと調べたらながら歩きしなくても遊べそうなことがわかった。”予約ぬり”という機能で、通常ポチポチ画面をタップして塗りを確定するのだが、24時間以内に通過したエリアなら後からポチポチして確定できる、というものである。つまり、テクテクテクテクを起動させてポケットに忍ばせて画面見ないで移動、信号待ちやら喫茶店で休憩しているときに取り出してポチポチすればよいのだ。しかし、実際にこれをやるといくつか難点があった。

  • ディスプレイがオフになると予約できない
  • バッテリ消費が激しい
  • ポケットの中で何かに当たって画面が反応
  • 予約ぬり中は他のアプリに切り替えづらい

中でもバッテリ消費が激しいのが難で、既にサブ機として使おうかな、と思っていた AXON 7 でちょっとうろついたら圧倒いう間にバッテリ切れ。これは大容量バッテリの機種を用意しないとダメだな、と思った次第。予約ぬりしている間は他のアプリに切り替えづらいというのも割と煩わしいものだった。テクテクテクテクから別のアプリに切り替えて戻ってきたらまた起動画面から開始になっていた、ということが多々あった。それもあって、予約ぬりの間は専用機になるようなサブ機が欲しくなったのである。

そしてバッテリ容量 5000 mAh の Zenfone Max Pro (M1) 購入。OPPO の AX7 とも迷ったのだが、こちらのほうが大容量だし CPU がスナドラ 636 であったのでこちらとなった。手帳型ケースをつける予定だったので、そうなると AX7 のボタン配置がネックになるということもあったが。しかし購入したはいいが、フィルムとケースがまだ手元にないので開封するのは到着してからとなる。Zenfone Max Pro (M1) は店頭で買ったのだが、その店頭にはフィルムもケースもなかった。Zenfone 3 とか 4 のころ、所持していないころは、店頭でそれらのケースやフィルムを見かけたので Zenfone シリーズなら SIM フリー機でも店頭在庫充実、という印象だったのだが、実際自分で手にしてみるとそうでもないとわかった。5Z のフィルムとカバーを店頭で買ったが選ぶ余地が殆どなかった。AXON 7 でもそうだったが、SIM フリー機のフィルム、カバーなどのアクセサリはネット通販に限る。

届いたら Max Pro (M1) の簡単なレビュー予定。

初めての Let’s Note (ただし中古

ThinkPad X270 の新古品買ったので、しばらくラップトップ PC は買わないで済むだろうと思っていたが、X270 が不安定で迂闊に持ち出せない。以前にも記したがまったく起動しなくなったので修理に出そうとしたら起動するようになった。修理されたくないかのような挙動だ。最近も動作確認してみると問題なく起動する。いざ遠征に持っていって起動しなくなると困るので遠征には帯同させていない。起動しなくなったのは遠征先だったので、帯同させると起動しなくなる可能性が高い。完全にオカルトなのだが、そういうものなのだろう。深くは考えたくない。

で、遠征帯同候補のラップトップ PC は2台あって、いずれも DELL の Latitude である。E7240 と E5250 で、前者の方が SSD 搭載で軽いのだが、排気音がめちゃうるさいし、本体もかなり発熱する。がたごとうるさい電車の中なら大丈夫だが、静かな新幹線の中だと厳しいレベル。遠征先の宿でもテレビをつけながらいじると思うので排気音がでかいのは気になる。ということで E7240 は持って行かないで E5250 を持って行っているのだが、こちらはバッテリ駆動時間が短いのが難。宿なら電源確保できるので問題ないが、電源取れない場所で操作する場合は不安である。そういったシチュエーションは滅多にないが、ないわけではない。

X270 だとリアバッテリのサイズが小さめとはいえフロントと合わせるとそれなりの駆動時間となるので問題ないのだが、先述したようにいつ起動しなくなるか読めないというのが最大の難点。1週間の遠征があるとして、初日で起動しなくなったら遠征中はずっとただの重しなのである。夏の東海遠征は3日だけだったが、初日しか使えなかったので残りの2日ほんとに邪魔であった。

ということでロングバッテリなラップトップを探し直していたのだが、思い出したのは Let’s note (ThinkPad は X270 があるので、ひとまず増やしたくない)。円形のタッチパッドが独特でトラックポイントもないので検討したことがなかったのだが、ロングバッテリが売りだったのを思い出したのだ。

で、某所で IBM Refreshed PC 状態の Let’s Note SX3 があったので購入。普通の中古品よりは状態がいいはずだ。OS は Windows 10 になっている。発売当時は Win 7 だか 8.1 だろう。サポート期間的に 10 のほうがよいのでありがたい。

届いてセットアップ開始。Cortana がしゃべり始めるのは毎度びびる。

気になるのはバッテリ駆動時間。YBinfo で確認してみると定格容量 92160mAh であった。バッテリの型番は CF-VZSU76JS とあったので公式サイトで確認してみると定格容量は 12800mAh とあった。合わないな、と思ったがリフレッシュする段階でセルが抜かれたのかもしれない。本来8セルだったものを6セルにしたらちょうどそれぐらいではなかろうか。単純に劣化しただけかもしれないが、サイクル数が出ないので何とも言えず。それでも 92160mAh あるので手持ちの Latitude E5250 よりは駆動時間長いだろう。

Steam のゲームつっこんで駆動時間を確認しておきたい。

石井スポーツに年賀状持っていた話

石井スポーツで会員になっていると年賀状が届く。期間内に店舗に持っていくとガラポンで割引率を決められるというイベントと連動している。なお、割引率を決めたその日のうちでないと効果はない。

その年賀状に気付いたのは 1/4 の夜。期限は 1/6 なので2日しか猶予なし。何回か参加しているが最大50%オフのところ5%オフしか当たったことはないのだが、年の初めの運試し兼ねて行かねばなぁ、と思い土曜日に石井スポーツ新宿ビックロ店へ(石井山専という店舗名だと思っていたが、レシートみたら石井山専ではなくなったっぽい?)。

で、今年もやはり5%オフであった。対象となるのが定価の品である。特価品ではいかん。現在さほど欲しいものもないのだが、店内を回っていると Thule の AllTrail 45 がセールになっていた。昨年秋に買ったばかりである。しかも欲しかったカラバリである。石井スポーツでは山用 Thule の取り扱いはないだろうと思っていたので油断した。

後は知っていたけど Ridge がいろいろセールなのも辛い。昨年買ったがあまり出番がなかったし、Ridge が廃盤ってことはないだろうからモデルチェンジだろう。不満点が解消されたモデルチェンジなら嬉しくもあり悲しくもある。

いずれにしても所持しているものは改めて買うわけでもないので、何か欲しいものはないかとうろうろ。いいな、と思ってもそれらはほとんどセール品か高額。50% オフの権利があれば高額でもよかったんだけどね。

どうしようかなぁ、と思いつつうろうろしていたが結局愛用している肌着を購入。セール品だったので5%オフは意味はないのだが、手元に在庫があって困らないのは肌着と靴下である。消耗品だからだ。

レジに持っていこうと思ったところで、Foxfire のブースを見ていなかったことを思い出したので移動。普段使いもできるデザインが多いので Foxfire アパレルは結構お世話になっている。防水サコッシュ(完全防水ではない)が定価であったのでこれを 5% オフに割り当てることに決めた。

サコッシュはマップケースにもなるが、別の A4 の入るマップケースを使っているので、マップケースとしての出番はないだろう。

で、レジに持っていったら肌着のほうも 5% オフされたのでびっくり。セール品=特価品だと思っていたが違うのだろうか。だったらセールのバックパックも検討したのにな。サブバッグになりそうな 20l 以下のバックパックは常に欲しいのである。

ということでこの話はおしまい。

書き忘れていたが、私はエルブレスで年間通して 5% になる権利を持っているので、エルブレスで買える物はよそではなるべく買わないようにしている。

便利だなと思ったカリマーアクセサリー

カリマーの Trek Carry シリーズというアクセサリーのシリーズがあるのだが、これが結構便利。いくつか買って利用中なので紹介。

まずはスナックポーチ。

底にマチがあるので自立する。大きな口はベルクロになっているのでバッグの中に入れておいても飛び出さない。外のポケットにはゴミを入れたりもできる。

私はソイジョイを入れることが多い。中で折れてしまったことはない。先日遠征先でバラの醤油を買ったので、その醤油入れにもしている。また、予備の割りばしも入れている。先日遠征先のスーパーで割りばしをもらい忘れて宿に戻ってしまい難儀した。理想は自分の箸携行だが、そこまでは至っていない。

ともあれ、ありそうでなかったちょうどよいポーチである。

次にヒップベルトポーチ。

ヒップベルトにひっかけるタイプのポーチで、主にドリンクボトルを入れることを想定しているだろう。私もペットボトルを入れるのに使っている。

多くのバックパックにサイドポケットがついており、ドリンクボトルはそこに入れればよいのだが、冬山仕様のバックパックだとサイドポケットがないものが多いし、タウンユースのバックパックだとついていなかったりする。ペットボトルをバックパックの中に入れると出し入れが面倒である。そういう場合にこのポーチは有用である。

サイドポケットがあっても、グレゴリーの旧 Stout のようにポケットが深くてペットボトルの出し入れに難儀するような場合も有用。私が掲載写真のバックパックはドイターの Trans Alpine 30 で、サイドポケットもあるのだが、両サイド別のもので埋めてしまったのでこのポーチをつけてペットボトルを入れた。取り出しやすい位置にくるし、深さもあるのでペットボトルが落ちるということもない。ポーチの外側にメッシュのポケットもついているので、ちょっとしたもの、例えば使ったティッシュなどのごみを一時的にいれておくのもよい。

最後に trek carry sacoche。

城巡りの際は常に装備しているレベルで使っているのだが、使いすぎて自分で写真を撮っていない。自室で撮るのも物が多くて難儀なので、気が付いたら野外で撮影して掲載する。

数年前から各社が出し始めたサコッシュの1つである。私が最初にサコッシュを使ったのは Marmot のもの。他のポーチ類だとジッパーでの開け閉めがメインかつ容量もさほどなくて使い勝手はよくなかった。他になんかないかなぁ、と思っていたところに出会ったのが Marmot のサコッシュ。ジッパーではないので物の出し入れが容易。袋も深いので中の物が落下することがなく、なにより軽量で嵩張らないのがよかった。

その Marmot のサコッシュも重宝していたのだが、他社からもサコッシュが次々と出てきた。基本カリマーは好きなブランドだったので試しに trek carry sacoche を見てみたら実にちょうどよいものだった。メインの袋はジッパーではなくボタン1つで閉じるもの。口の部分は前にたらすことができる。この前たれ状態が肝要。前に垂れることで中身の落下や、中への落ち葉、枝などの侵入を防ぐ(完ぺきではないけど)。大きな口以外にもジッパーつきポケットがあるので、確実に落下させたくないものはこちらに入れればよい。メッシュポケットはゴミを一時的に入れるのに重宝している。

かなり気に入っているので同じ色のものを予備で買っておきたいくらいだ。

Thule AllTrail 45 背負って遠征

先月買った AllTrail 45 を背負って遠征してきた。といっても終始背負っていたわけではなくて、預けられる場合はロッカーやら宿に置いてきた。

荷物を置いた場合は同じ Thule の Stir 20 を背負った。Stir 20 はフレームがないので2つ折りにして AllTrail 45 に突っ込んだ。丸めると嵩張ったので2つ折りにしたら丸めるよりかは嵩張らなかったので、当初別の小型バックパックを持っていこうと思っていたのだが Stir 20 に変更した。折ると癖がつきそうだったが、買ってからそれなりに使っているので癖がついてもいいや、という心境であった。新品だと躊躇するけどね。ちなみに当初持っていこうと思っていたのは MHW の Fluid 18。これは 9,10 月の遠征で使っているのだが、容量不足感があった。ポケットが多いのはいいのだけどね。Stir 20 とは 2l しか違いがないが、Stir 20 はパンパンになっても蓋部分で若干の余裕がある。

で、AllTrail 45 を背負い続けた場所は主に平地や丘レベルの比高。短い時間の市街地散策や、駅から港までの移動という感じだ。唯一山と言えるのは某山城跡に行った時か。全荷物で 15kg ぐらい。登山かにとっては普通の重さだろうが、私にとっては重い。階段が多めの城跡だったのだが階段の上り下りがきつかった。

背負い心地の感想は可もなく不可もなく。問題はなかったが快適というわけでもなかった。11月にしては気温が高かったので腰のあたりは結構汗をかいた。ヒップベルトは割としっかりしている。ヒップベルトをしめないと肩への負担が大きいので腰への荷重がそれなりにいっているということだろう。

背負い心地以外での問題点。1つ目はサイドのメッシュポケット。トレッキングポール、ペットボトルを突っ込んでいるのだが、バックパックの中身がパンパンだと背負ったままでペットボトルの出し入れに難儀した。ポケットの中にコンプレッションストラップがあるのだが、そのストラップが引っかかってペットボトルがしまえず。トレッキングポールの出し入れは基本バックパックを下ろして行うからよいのだが、ペットボトルの出し入れでバックパックを下ろすのは結構面倒であった。2つ目はチェストハーネスに笛がないこと。基本単独行なので笛は必須といえるのだが、ついていないので別途笛を用意しないといけない。3つ目は AllTrail の問題ではないなく、アクセサリーの問題になるのだが、別売りの防水ポケット Thule VersaClick Rolltop Safezone Pocket を購入してヒップベルトにつけたが、今のスマートフォンだとサイズが合わなくてスマートフォンが入らず。スマートフォン以外の物を入れてもよいのだが、その場合は最初からついているヒップベルトポケットのほうが出し入れしやすいのでそちらに入れてしまう。このアクセサリーは購入しなくてもよかった。防水仕様なのでジッパーで開け閉めではなくベルクロ。バリバリなので場所によっては使用しづらいということもあった。

よかったのは表のでかいポケット。上着を入れるのを想定しているのだろうけど、上着の出番のない気候だったので使わず。折り畳み傘、スタンプ帳、タオルなどを入れたが重宝した。デザインも色合いも気に入っている。300円サイズのコインロッカーも予定通りでかける分の荷物を抜けば入った。コインロッカーの使用回数がそれなりにあったので、500円サイズの使用頻度を抑えられたのは大きい。荷物の調整をする時間がなく、500円サイズのロッカーを使わざるをえなかったのが1回だけあったが、荷物調整していたら間に合わなかったのでよしとする。

Boreas の Presidio もポールホルダーにカラビナをつけることで外付けできた。

今回の遠征で十分に使えたので、他の 40l 台のバックパックはいくつか処分してもいいかな。

バックパックとコインロッカー

長めの遠征時は中型バックパックを背負っていくのだが、荷物が預けられる場合は預けて軽量化している。なるべく快適な背負い心地を目指すけど、バックパックが小さくて軽いほうが快適なのは事実。私のように公共交通機関で移動するならばなおさらである。

バックパックを預けるパターンとしては連泊の場合は宿の室内置き、コインロッカーの2つが主な預け手段。観光案内所の荷物預かりサービスという場合もあるが、時間にシビアな場合があるのであまり使いたくない。赤木城に行った時復路のバスが遅延して案内所が閉まる時間ギリギリになったことがある。

宿に置く場合の注意点は貴重品の取り扱い。基本である。貴重品は持ち歩いたほうがよい。それだけである。

コインロッカーの場合は宿よりもセキュアなので、貴重品をコインロッカーに入れてしまってもよい。コインロッカーの注意点はバックパックのサイズ。特に奥行。これに尽きる。JR のコインロッカーは奥行 575mm というのが公式情報。バックパックで言えば高さがこれ以下なら大概入る。30l クラスまでなら余裕で入る。40l クラスとなるとバックパックの作り次第だ。

手持ちのバックパックの雨蓋を含まないフレームの高さをいくつか測ってみたら 570mm 前後のがいくつかあった。ということはギリギリ入っていたのか、と思いつつも、コインロッカーに入れたシーンを思い出すともうちょい余裕あった感じがした。実際にロッカーの奥行を調べたほうがよいな、ということでメジャー持ってアウトドアショップでバックパックのフレームの高さを測るついでに、駅のコインロッカーの奥行きを実測してみたら 600mm くらいあった。コインロッカーの扉を閉めた状態で、蓋自体の厚さを引いた奥行が 575mm っぽい。蓋の内側は大概空洞なので 600mm 前後まではいけそうだ。スーツケースと違ってバックパックは変形できるので 575mm 以上あっても大丈夫だろう。

手持ちの 40l 超のバックパックで小型コインロッカー(300円のサイズ)に入ったかを箇条書きしてみる。

  • Boreas Buttermilks 40: 問題なし
  • Boreas Lost Coast 45: 問題なし
  • Karrimor Ridge 40 type 2: 満載だと厳しそう
  • Karrimor Cougar 40-55: 満載だと無理(中型ロッカーにした時がある)だが、雨蓋分減らせば入る。ただしヒップベルトがでかいので畳むようにして入れないといけない。
  • Lowe Alpine Cholatse 45: 満載だと無理。雨蓋分減らせば入る。
  • Osprey Kestrel 48: 旧版。荷物そこそこ入っていても入る。

これで新調した AllTrail 45 が入らなかったらつらいな。フレームの高さは手持ちの中では一番で測ったら 600mm 前後。ギリギリである。来月の長期遠征で使うのだが、その前にどこかのコインロッカーで試したほうがよさそうだ。実際につっこむわけではないので人目につかない場所ないかな。

なお、街中の安いコインロッカーの場合は奥行不足の場合があり、その場合は 30l ですらフレームがあると無理だったりするので注意だ。

[2018/10/21 追記]

雨蓋分中身を抜いた状態の AllTrail 45 を奥行 575mm のロッカーに入れたところ、ギリギリ入ることを確認してきた。

Thule AllTrail 45 購入

40l 以上はもう買わない、と思っていたのだが買ってしまった。

9月、10月と Ridge 40、Cougar 40-55 で出かけたのだが、Thule の AllTrail 45 を買ってしまった。

Ridge 40 は思ったより余裕がない、というのが使ってみた感想。旧 Ridge や Cougar だとサイドポケットが結構膨らむようになっていて、折り畳み傘、マップケース、ちょっと長めでメイン収納部には入れたくないものなどをつっこむのにちょうどよかったのだが、現行 Ridge はサイドポケットはあるけど遊びの部分がなくてぱっつんぱっつん。メイン収納部がぱっつんぱっつんだとサイドポケットもぱっつんぱっつん。サイドのワンドポケットの素材も伸縮素材になってしまい、劣化するとだらだらになりそうだし、ちょっと鋭利なものにあたると破けそうで心配。旧 Ridge だと伸縮素材ではないのでその心配はなかった。フロントのセンタージップのポケットもやはり使いづらい。ジッパーは旧型のように左右どちらかでよかった。旧型よりハーネスが柔らかめに感じ、背負い心地がよくなったのはよかった。背面の作りは旧 Ridge よりよいと思う。Cougar 40-55 に関しては荷物は入るのだが、ずんぐりシェイプなので場所を取るというのが難点。公共交通機関の荷棚によってはつっこめない。手持ちで一番荷物が入るバックパックなので処分はしないでキープしておく。手持ちでは Boreas の Buttermilks 40 と Lost Coast 45 もあるが、これらは表記容量ほど入らないので、ともに 30l 台で考えておくとパッキング時にちょうどいい。あと荷物詰めすぎるとショルダーハーネスが肩へダメージを与えるので、荷物の多い長期遠征向きではない。PC なしの2泊3日辺りがちょうどよい。見た目はスマートなので街中歩くときは容量の割に大げさではない。夏場の市街地メインの遠征では出番が多い。

ということで 40l 以上 50l 未満のバックパックを新調したくなった。悩んだ挙句に Thule の AllTrail 45 にしたのだが、これは以前から気になっていたバックパックである。Thule のバックパックは Stir 20 と 35 を持っているのだが、これらが気に入っていたのと、修理に出したら無償で新品と交換してもらえたこともあり、Thule の大き目のバックパックを買ってもよいな、と思っていたのだ。Thule では Versant も気になっていたが、現状店頭にあるのは 50 の全体赤色モデルだけなので今回は除外。買うなら青(フィヨルドかな?)か、赤黒がよい。あと Versant はサイドのストラップが高い位置にあるのも難。もうちょっと低い位置に欲しかった。

AllTrail 45 に決めたのは実際に高さを測ってロッカーに収まりそうだったから。公式の高さ表記は雨蓋を含めた高さで 72cm となっている。数字のままだと小型ロッカーには入らない。が、バックパックは固形ではないので、実際の高さはフレームの高さである。フレームの高さが小型ロッカーサイズに収まれば入るのだ。全荷物搭載時は雨蓋までの高さも必要だが、ロッカーに収める場合は荷物を抜き出しているので雨蓋部分程度は凹む。なのでフレームの高さがロッカーの奥行以内であればよいのだ。多くのロッカーの奥行きは 575mm というのが JR のサイトなどに掲載されているサイズだ。しかし、メジャーを持って実際に測ったところ、60cm はギリギリいける(測っている風景を写真に撮っておけばよかった、と書きながら思っているところ)。ロッカーの扉裏側は基本空洞になっているので、その空洞分奥行を稼げるのだ。

で、ロッカーの奥行きを測ったあとに店頭に行き、AllTrail 45 のフレームの高さを測定。ほぼ 60cm であった。雨蓋分荷物を抜けば収まりそうだ。実際軽量化の際はある程度の荷物をサブバッグ(バックパック、ショルダーバッグなど)に移すようにしているのでいけるであろう。ということで、他社のバックパックも気になったのだが、緑系統のバックパックが欲しかったこともあり、AllTrail 45 の Garden Green を購入した。表のでかいポケットもいろいろ詰められてよい。Ridge 40 の余裕のなくなったサイドポケット2つとセンタージッパーのポケットを合わせたよりも入るだろう。メイン収納部は1気室だが、仕切りで疑似的に2気室になる。ここの使い勝手が微妙そうであるが、うまいこと使いこなしていきたい。これに関しては、完全に2気室に分けられるので Ridge 40 や Cougar 40-55 のほうがよい。PC をつっこむので、PC はなるべく背中に近い位置に収納して重心が下がらないようにしたいのだ。完全2気室だとこれが可能。オスプレーの Kestrel 48 も2気室になるのだが、仕切りに隙間があり、それが都合の悪い場所にあるので、PC を背中に近い位置に入れると隙間から下に沈み込んでいき、重心が下がっていしまうことがあるのだ。AllTrail 45 も隙間ができそうなのでうまいこと PC を入れたいところ。AllTrail 45 のヒップベルトのフィット感も店頭ではよかった。ただし、これは実際のバッキングしないとわからんのだけどね。これまでもいいヒップベルトだな、と思っても実際使ってみると頻繁に緩んで腰で支えてない状態になる、という製品もあった。

長期遠征前にどこか1泊して試したいのだが、行きたい場所の宿がことごとく高い場所しか残っていなくて困っているところ。遠征の前の週はお金使いたくないので、今週末しかチャンスはないのだが。

ともあれ、40l 以上のバックパックが増えてきたのでいくつか処分しないとな。

他の 40l 以上 50l 未満の候補も記しておく。

テルス45も表に大きなポケットがあり、標準的な作りでよさそうであった。悪くはないのだが、決め手に欠けたので次点。使っている人が多そう、とは思った。

前から欲しいと思っているのだが、購入迄は至っていない。雨蓋がないので街中で大げさ感がないのがよい。そして 45l と結構な容量。ただし、その雨蓋がない、ということが拡張性に乏しく、購入後いざパッキングしてみたら容量不足だったらイヤだなぁ、ということで今回も見送り。ヒップベルトが弱そう(腰で支えられるかな? という危惧)とも思った。実際どうなんだろう。

ミレー公式から消えているサイズである 45+10。廃盤だろうか。ポケットも多くて気になっていたが、高価なのといきつけの系列店になかったので買わず。別の系列にはあったけど、そこではお金使いたくない。あと、ミレーって表記容量ほど入らない気がする(旧 SAAS FEE と KULA 30 使用による経験則)。

マウントシャスタは 55+10 ならいきつけの系列にもあった。しかしサイズアップでさらに高価。雨蓋がスリングになる、というギミックも好きなのだが購入にはいたらず。フレームの高さは測定していないが、これも結構な高さと思われる。雨蓋含めた公式のサイズは 72cm なのでフレームの高さは 60cm はありそうだ。富豪なら買っていた。

カリマーの割に軽めの 50l バックパック。ぱっと見のフォルムがずんぐりしているので、これなら軽くても手持ちの Cougar 40-55 でいいかな、ということで買わず。表のポケットが大き目なのはよかった。

すっきりした見た目でよさそうなのだけど、グレゴリーも表記容量ほど入らないので次点。フレームの高さは測っていない。

コインロッカーとバックパックの関係にもうちょっと言及したくなったので別記事にするかもしれない。

手放したバックパックを挙げていく(理由付き)その4

THULE の AllTrail や Stir 28 とか実物で見たら欲しくなってしまった。しかし、手元のバックパックが多すぎる。いくつか処分してから買おうと決めたのでいくつか処分した。いくつか処分したがまだ多いし、それなりに愛着あるので困る。

Boreas Tokopah

半額だったので購入した Boreas のバックパックである。春に買ったばかりだが早速の処分。都合2回の遠征で使用した。Boreas で容量 30l あるしフレームが入っているとだろうと思って買ったのだがなかった。パッドは入っていたが、型崩れしない程度のもので荷重を分散するようなものではなかった。底が大き目な形状でもあるので、重心が下の方にくる。宿泊時は PC やそれに付随するケーブルなどを持ち歩くが、それらが下がってくるので、他の荷物と合わせて自然と重心が下がる。Muirwoods みたいに底が細くなるタイプならよかったのだが。あと、半額は黒しかなかったので黒だったことも残念。他のカラバリならよかったかな。黒は汚れが目立つので完全街中用以外は積極的に欲しくはない。

Lowe Alpine Apex 20

KULA 30 壊れたら使おうと思って購入したが数回しか出番なかったので処分することにした。KULA 30 が壊れないし、20l を買ったのも失敗した。20l だからかはわからないが、PC 用スリーブに 12.5 インチスリーブつき ThinkPad はギリギリだった。スリーブつけなきゃいいんだけど。あと黒を買ったので山城には向かないな、と。ショルダーハーネスについている小さいポケットは GPS ロガーを入れるのにちょうどいいので気に入っていた。20l でレインカバーつきというのも珍しいだろう。良いバックパックだったが、いかんせん出番がなかった。これもセール品だったからダメージは少ない。写真はなし。


Lowe Alpine Airzone Spirit 25

湾曲した背面は夏向き、外側荷室のオーガナイザーは多め、レインカバーつき、ヘルメットホルダーもあり、と多機能であった。Dove Uno という折り畳み自転車を購入し、ヘルメットも購入。手持ちで小型でヘルメットホルダーのあるバックパックはこれだけだったので、期待してヘルメットを装着しようとしたのだが入らない。無理やり入れれば入るが、それはバックパックの中身に余裕があるときだけ。パンパンの時はつけられないと判明。で、Trans Alpine 30 買ったら背面の湾曲以外はそちらで賄えると分かってしまったので処分決定。それなりに出番があったのでよいかな。今気づいたが Airzone Spirit のほうはアックス/ポールホルダーがついていたな。Trans Alpine はなし。といっても最近使うのは BD の三節棍型なのでポールホルダーにはつけられないけど。

Millet SAAS FEE 30

アウトドア用バックパックを買い始めてから結構初期の頃に買った SAAS FEE 30。現行からだと2世代くらい前のモデルだと思う。丈夫なコーデュラナイロンなので、激しい藪漕ぎにも強かった。難点は 30l の割に入らない、サイドポケットの高さが低すぎでボトルなど落下、ヒップベルトポケットが小さすぎて入れるものがあまりない、といったところ。昨今のモデルではいくつか解消されているので、使わないで買い替えかな、と思っていたが買い替えることもなく1年以上経ってしまったので処分した。人気ブランドだからか予想より高く処分できた。

Osprey Daylite

Daylite Plus 買ったので処分。無印からのリプレイスである。Plus になってもサイドポケットからボトルが落下する、という事象に変化はなく、そのあたりはいつか改善されるのだろうか。Plus のほうも背面のパネルを外せば潰せるのでサブバッグとして有能である。サイドポケットだけが難。


よく利用している買取業者があり、今回もそこを利用したのだが、買い取ったあとヤフオクで出品していると分かったし、ものによっては結構な値がつくらしい。今後は時間がある場合は直接出品しちゃおうかな。まぁ、やりとりと梱包が面倒だから一括で買取してもらっているのだけどね。

ThinkPad X270 起動しなくなって焦る

先日購入した ThinkPad X270 を携えて先日東海うろうろした。初日の宿で X270 を操作後に蓋を閉じてスリープしたのだが、翌朝起きたら停止していた。電源ボタン押しても起動しない。電源ランプも光らないし、ファンの音も聞こえない。Lenovo ロゴすら表示しない。まだ1泊あるのに、ただの荷物になってしまった。購入後ろくに使用していないのに故障してしまった。ああ、また無駄遣いをしてしまったのか。

まだ保証期間内であることは分かっていたのだが、無償修理なのか不安。これといって強い衝撃を加えたわけでもないので自然故障だと思っている。Windows Update →起動→スリープ→機能停止という流れなので、Windows Update が原因だとしたら保証対象ではないかもしれない。

とはいえ購入後即故障で放置、というのは無駄遣いの極致。各種ソフトウエアインストールなどをして環境を整えた後だったので、それらの再インストールが面倒になるが修理に出そう、と思った。修理の際に OS 初期化というのはよくある話。たとえ初期化しないとしたところで動作確認で PC 内のデータを見られるというのは気持ちよくない。dmm.co.jp のコンテンツが入っていると言えば把握していただけるだろうか。

とはいえ起動している間にデジカメから旅の写真を X270 に移してしまっており、これだけはよそのどこにもないデータであるのでサルベージしておきたい。最近の ThinkPad は分解が面倒になっているのでやりたくはないが他に取り出す手段がないので、旅行から帰ったら X270 を開けて HDD を取り出してサルベージすることに決めた。

このサルベージのための分解だが、故障を直すことができるかもしれない、とも思っていた。以前 X250 も同じ症状になったことがある。電源ボタンを押してもうんともすんとも言わない。仕事で使っていたので修理に出そうにも、データをサルベージして別の PC に移さないと仕事ができない。X250 を分解することになったのだが苦戦。一部筐体は割れた。割らないと分解できなかったともいえる。上手くすれば割らずに蓋を外せるようだができなかった。

X250 はデータサルベージ後にパーツを元に戻して放置していたのだが、試しに起動してみたら起動した。何の問題もなく起動した。やったことは蓋を外し→ HDD を外し→ HDD を元の戻し→ 蓋をした。これのみ。どこかの接触が悪かったのだろうか。ともあれその後 X250 は確実に起動するようになっているが、仕事用 PC の座は別の ThinkPad が担っているので予備機として眠っている。たまに Windows Update するために起動する程度だ。

そんな経験があったので、もしかしたら X270 も同じことをすれば起動できるようになるかもしれないと思っていたのだ。

X270 の蓋を開けようとしたのだが、X250 以上に開けづらく感じた。あともう少しというところで割れそうな雰囲気だったので蓋外し諦め。HDD 内の写真も諦めた。これだとメモリ増設も面倒だな、と思いつつネジを回して蓋を閉めた。

が、電源ボタン押したら起動した。蓋を若干外して閉めたら動くんかい。一体なんなんだ。

すぐさま写真データサルベージし、dmm.co.jp コンテンツを削除しておいた(再 DL 可能なので)。何度か再起動したり、暫く放置してから起動、のようなことを繰り返して2週間以上経過したが、現在も普通に起動する。蓋を開ける際に筐体一部に若干傷がついてしまったが、修理に出さずに済んだのは大きい。次に壊れることがあればそれなりに使い込んだ後にしてほしいところだ。

Windows Tablet もハズレだったので今年買うハードはついていないな。

Boreas 新作出ないな

Tamarack を最後に Boreas のバックパック新作が出ない。Tamarack が売っている所を見たこともなかったが。リアル店舗はもちろん、Boreas 製品なら大概扱っていた Amazon にも並ばなかった。Amazon に並ばなかったレベルなのでさかいや、ナチュラムにも並ばなかった。あるとすれば並行輸入かな。

公式サイトの SHOP のページも商品少ないし、もうバックパック作る気はないのかな。近年の製品はちょっと難ありだったし仕方ないかな。

Olema は縫製甘かったし、Tokopah はフレームないのに底の方が大きな作りだから重心下がっちゃうし。Muirwoods は底を絞っているしフレーム入っているしで今考えればかなりの逸品。壊れたら代替ないので大事に使おう。