投稿していなかった期間のあれこれ

2019年を最後に投稿していなかった自分に驚き。

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ゲームは自分にしては結構な本数クリアした。なかでも印象に残っているのは『chaos;child』かな。アニメ放映が決まった時に積んでいたので放映前にクリアしようと思っていたが間に合わず。間に合わなかったのでアニメも見なかったしゲームも途中で放置していたのだが、ADV 熱があった時期だったので一気に全エンディングを見た。途中あのキャラが憎かったけどトゥルーエンド見た時に許したよ。

長年放置していた『イース6』もクリアした。ダッシュジャンプ斬りなどのアクションが苦手で、PC 版を10年以上積んでいた。PSP 版も買ってあったので、PSP 版でクリアしようと思ったのだが、UMD 読み込みと画面の高さが PC 版より劣るので、結局 PC 版でクリアした。難易度は下げた記憶あり。

現在ゲームは主に『迷宮クロスブラッド インフィニティ アンリミテッド』Vita 版をやっている。現在中盤のようだが気が向いたら記事にするかもしれない。

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以前買った SALOMON の TRAILBALZER 20 がよかったので、予備として色違い、サイズアップとして TRAILBLAZER 30 を買ったが、どっちも未だに出番なし。30 のほうはそのままサイズアップしたものと思っていたのだが、背面パッドが予想より分厚くて丸めても反発が強かった。遠征時の大き目サブバッグの予定だったがそれには合致しないので出番なし。


他には GREGORY の ZULU 35 を購入。夏用ちょっと大きめバックパックとして。夏はなんといっても暑さが大敵。背面湾曲しているので密着しているよりかはマシ程度なのだが、風が抜ける時に気持ちいいのでその気持ちよさを求めての購入。オスプレーのストラトスと迷った。背面が湾曲しているのでラップトップ PC を入れようとすると相性が悪いのだが、パズルのようにうまいこと小物で隙間を埋めればパッキングもなんとかなった。

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この期間なによりも大きかったのは『テクテクテクテク』の後継『テクテクライフ』リリース。これに尽きるかと。テクテクテクテク終了後に似たようなアプリがないものかと思ったがなし。移動した場所を塗るゲームはあったが1ブロックが小さすぎて近所塗るのも大変そうなので使わず。テクテクテクテク終了時に復活すると予告されていたけど、この手のゲームで復活することなんてまずないと思っていたので本当に復活したときは驚いた。しかも私にとっては完全に不要だった戦闘要素が完全になくなっていた。

βテストの時申し込んだがハズレ。しかしβテストやるくらいなので完全に復活することはほぼ確定。リリースまでが待ち遠しかった。リリースされたのはコロナ禍の秋。もともとぼっち行動しかしないので、感染対策を十分に行いコロナ禍以前よりは頻度は抑えてたまに遠征などしている。テクテクライフについてはいろいろ書きたいこともあるので記事にするかもしれないが、何分ブログさぼり癖がついているので記事にしないかもしれない。

ともあれ、テクテクライフはすっかり日常に組み込まれている昨今である。

Salomon TRAILBLAZER 20 購入

先日長期遠征(といっても1週間ちょっと)行ってきたのだが、サブバッグの選択で難渋。

一番手軽なのが Boreas の Topaz なのだが、背面部分にクッションがないのと、ポケット類が少ないのが結局使いづらさに繋がっている。今回は有給使ったのだが、緊急の場合は対応しないといけないので平日は PC を持ち歩かないといけない(土日祝なら PC 持っていなくても許される)。なので、Topaz に PC 入れるとしんどいのは背負わなくてもわかった。形状も三角形なので PC を入れるには適さない。

候補として買った Turf 25 なのだが、ショルダーハーネスが分厚くていざ丸めようとしたらしんどいことがわかった。Turf 25 は普通に使うことに決めた。

10月に Boreas Olema をサブバッグにした遠征をおこなった。サブバッグは可能だったがペットボトルの扱いに困ったのと丸めてもそこそこ嵩張ったので及第点レベルであった。11月の遠征では候補から外した。

MHW の Fluid 18 も可能でポケットが多くてよいのだが、いかんせん容量不足。詰め込めばそれなりに入るが前後に膨らんでしまう。Fluid 24 もあるのだが、未開封で現状新規に入手困難なので寝かしておくことにしている。Fluid シリーズも候補から外した。

Thule の Stir 20 も候補から外した。藪漕ぎすると蓋の隙間からメインコンパートメントに葉っぱやら小枝が入ってしまうからだ。今回藪漕ぎや倒木くぐりが多そうだったので候補から外した。

Jackwolfskin の Hamrock 16。容量が少ないので PC を入れると不足するので候補から外した。PC なしならこれでよかっただろう。

Salomon Agile 20 AW。これは各種ストラップが緩みやすいので候補から外した。防水なのはよいのだが。

さて、困ったななったのだが、Agile 20 AW を検討したときに Salomon で TRAIL 20 に似ているけどポケットが多いやつがあったな、ということを思い出して調べてみたらそれが TRAILBLAZER 20 であった。

TRAIL 20 とのおおまかな違いは上のほうに小さなポケット、表面に縦ジップの薄いポケットの有無。サイドポケットの大きさとコンプレッションストラップ。ヒップベルト付属のポケットの大きさといったところか。

薄くて丸めやすそうなので TRAIL 20 は気になっていたのだが、ポケットが少ないので買わないでいた。薄い割に背面にクッションがついているのもよし。で、今回 TRAILBLAZER 20 に気付いて実物触ったらよい感じだったので購入。さっそく先日の長期遠征のサブバッグとして使ってきた。

使い勝手としてはかなりよかった。理想的なサブバッグであった。難点としてはジャケットを引っ掛ける仕組みがないこと、レインカバーがないことくらいか。秋だったので動いているときは汗をかくのでジャケットは不要。ただし風の強い尾根や下山後の夕方などは寒くなるのでジャケットは必要。ということでジャケットをひっかける仕組みが外側にあればいちいち中に仕舞ったり出したりしなくていいのにな、と思った次第。雨には降られなかったけどレインカバーは別に持っているのでレインカバーなしは個人的に問題なかったが、所持していない場合は買う必要があるだろう。

丸めたときも Boreas Topaz ばりに嵩張らなかったのもポイント高い。丸めたあとに小さなスタッフバッグに入れるのだが、かさばるバックパックはふっくらしてくるのだ。ふっくらする場合はメインのバックパックに入れる際に上から重しを載せないとパッキングに苦労したのだが、 TRAILBLAZER 20 はふっくらしてこなかったのでパッキングも楽だった。

ジャケットをひっかける仕組みは上部にループが2つあり、下部に反射材のところにあるループがあるのでコードを通せばなんとかなるかな。

Gregory Turf 25 購入

20l 前後でサブバッグとして使えそうなものはないかな、とアウトドアショップをうろついていたら、Gregory のターフ 25 がセールだった。25l にしては軽量で生地も薄め。フレームもないので潰してサブバッグとして中型/大型バックパックにつっこめるかもと思ったのだが、その店頭の商品はいろいろな人が触ったからかくたびれた感が出ていたので買わず。

帰宅して検索してみたが、Gregory の公式サイトにターフ25の情報なし。削除されたということは廃盤なのだろう。廃盤だからセールになっていたのだ。

廃盤となると今買わないともう入手できないな、と思い Amazon 覗いたら在庫ありでセール価格。更にいまなら 15% オフクーポンありってことでこれは買わないといかんな、というシチュエーション。

とはいえサブバッグとしても使えるバックパックは手元にないわけではない。サブバッグとしてベストなものがないので、いろいろ試しているところである。買って実際に使ってみないと過不足がわからないのが難点である。おかげでバックパックが増えること増えること。

で、Amazon でぽちって届いたのでチェック。店頭で触った時に気づかなかったがショルダーハーネスが結構しっかりしているので、二つ折にしようとすると嵩張ってしまうこと判明。背面がクッションある割に薄かったので、これは丸めるか二つ折りにして潰せると思っていたのだがチェックが甘かった。60l 以上の大型バックパックなら潰さないでもつっこめそうだが、60l 以上のバックパックは持っていない。さすがにそのサイズだと公共交通機関メインで移動なので世間の人に邪魔過ぎるだろう。網棚にも乗らないだろうし。

日帰り用途にはジャストサイズなので、ひとまずは近場で使ってみようかな。

街中用 20l 前後のバックパック欲しくなる

バックパックを結構所持しているけど、街中用となると数はアウトドア用よりは少な目である。

利用頻度が高いのは MacPac の Kahu と Millet の(数世代前の) KULA 30。

Kahu は容量と AzTec によさがあるのだが、サイドポケットがないのでペットボトルの取り扱いに難あり。夏はペットボトルは取り出しやすいほうがよい。

KULA 30 はサイドポケットもあるし、レインカバーつきなので突然の雨にも強い。ただし 30l なので混雑した電車内での取り扱いに難あり。前に抱えても割と邪魔になる場合があるし、網棚に乗せても流されて距離が空いてしまう場合もある。

ということで 20l 前後でサイドポケットがあってレインカバーつきの町中で使えるやつが欲しくなったのである。そこで思い出されるのは手放してしまった Lowe Alpine の APEX 20。条件ばっちり備えているのに処分してしまった。当時出番なかったからなぁ。持っておけばよかった。

わざわざ買い直すのも癪なので買わないけど。

買うとしたら KULA 20 かな。KULA 30 の小型版なので使い勝手は 30 と大差ないだろうし。

手元には THULE の Stir 20 もあるけど、ポケット類が少ないのとレインカバーがないのが難。

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石井スポーツに年賀状持っていた話

石井スポーツで会員になっていると年賀状が届く。期間内に店舗に持っていくとガラポンで割引率を決められるというイベントと連動している。なお、割引率を決めたその日のうちでないと効果はない。

その年賀状に気付いたのは 1/4 の夜。期限は 1/6 なので2日しか猶予なし。何回か参加しているが最大50%オフのところ5%オフしか当たったことはないのだが、年の初めの運試し兼ねて行かねばなぁ、と思い土曜日に石井スポーツ新宿ビックロ店へ(石井山専という店舗名だと思っていたが、レシートみたら石井山専ではなくなったっぽい?)。

で、今年もやはり5%オフであった。対象となるのが定価の品である。特価品ではいかん。現在さほど欲しいものもないのだが、店内を回っていると Thule の AllTrail 45 がセールになっていた。昨年秋に買ったばかりである。しかも欲しかったカラバリである。石井スポーツでは山用 Thule の取り扱いはないだろうと思っていたので油断した。

後は知っていたけど Ridge がいろいろセールなのも辛い。昨年買ったがあまり出番がなかったし、Ridge が廃盤ってことはないだろうからモデルチェンジだろう。不満点が解消されたモデルチェンジなら嬉しくもあり悲しくもある。

いずれにしても所持しているものは改めて買うわけでもないので、何か欲しいものはないかとうろうろ。いいな、と思ってもそれらはほとんどセール品か高額。50% オフの権利があれば高額でもよかったんだけどね。

どうしようかなぁ、と思いつつうろうろしていたが結局愛用している肌着を購入。セール品だったので5%オフは意味はないのだが、手元に在庫があって困らないのは肌着と靴下である。消耗品だからだ。

レジに持っていこうと思ったところで、Foxfire のブースを見ていなかったことを思い出したので移動。普段使いもできるデザインが多いので Foxfire アパレルは結構お世話になっている。防水サコッシュ(完全防水ではない)が定価であったのでこれを 5% オフに割り当てることに決めた。

サコッシュはマップケースにもなるが、別の A4 の入るマップケースを使っているので、マップケースとしての出番はないだろう。

で、レジに持っていったら肌着のほうも 5% オフされたのでびっくり。セール品=特価品だと思っていたが違うのだろうか。だったらセールのバックパックも検討したのにな。サブバッグになりそうな 20l 以下のバックパックは常に欲しいのである。

ということでこの話はおしまい。

書き忘れていたが、私はエルブレスで年間通して 5% になる権利を持っているので、エルブレスで買える物はよそではなるべく買わないようにしている。

便利だなと思ったカリマーアクセサリー

カリマーの Trek Carry シリーズというアクセサリーのシリーズがあるのだが、これが結構便利。いくつか買って利用中なので紹介。

まずはスナックポーチ。

底にマチがあるので自立する。大きな口はベルクロになっているのでバッグの中に入れておいても飛び出さない。外のポケットにはゴミを入れたりもできる。

私はソイジョイを入れることが多い。中で折れてしまったことはない。先日遠征先でバラの醤油を買ったので、その醤油入れにもしている。また、予備の割りばしも入れている。先日遠征先のスーパーで割りばしをもらい忘れて宿に戻ってしまい難儀した。理想は自分の箸携行だが、そこまでは至っていない。

ともあれ、ありそうでなかったちょうどよいポーチである。

次にヒップベルトポーチ。

ヒップベルトにひっかけるタイプのポーチで、主にドリンクボトルを入れることを想定しているだろう。私もペットボトルを入れるのに使っている。

多くのバックパックにサイドポケットがついており、ドリンクボトルはそこに入れればよいのだが、冬山仕様のバックパックだとサイドポケットがないものが多いし、タウンユースのバックパックだとついていなかったりする。ペットボトルをバックパックの中に入れると出し入れが面倒である。そういう場合にこのポーチは有用である。

サイドポケットがあっても、グレゴリーの旧 Stout のようにポケットが深くてペットボトルの出し入れに難儀するような場合も有用。私が掲載写真のバックパックはドイターの Trans Alpine 30 で、サイドポケットもあるのだが、両サイド別のもので埋めてしまったのでこのポーチをつけてペットボトルを入れた。取り出しやすい位置にくるし、深さもあるのでペットボトルが落ちるということもない。ポーチの外側にメッシュのポケットもついているので、ちょっとしたもの、例えば使ったティッシュなどのごみを一時的にいれておくのもよい。

最後に trek carry sacoche。

城巡りの際は常に装備しているレベルで使っているのだが、使いすぎて自分で写真を撮っていない。自室で撮るのも物が多くて難儀なので、気が付いたら野外で撮影して掲載する。

数年前から各社が出し始めたサコッシュの1つである。私が最初にサコッシュを使ったのは Marmot のもの。他のポーチ類だとジッパーでの開け閉めがメインかつ容量もさほどなくて使い勝手はよくなかった。他になんかないかなぁ、と思っていたところに出会ったのが Marmot のサコッシュ。ジッパーではないので物の出し入れが容易。袋も深いので中の物が落下することがなく、なにより軽量で嵩張らないのがよかった。

その Marmot のサコッシュも重宝していたのだが、他社からもサコッシュが次々と出てきた。基本カリマーは好きなブランドだったので試しに trek carry sacoche を見てみたら実にちょうどよいものだった。メインの袋はジッパーではなくボタン1つで閉じるもの。口の部分は前にたらすことができる。この前たれ状態が肝要。前に垂れることで中身の落下や、中への落ち葉、枝などの侵入を防ぐ(完ぺきではないけど)。大きな口以外にもジッパーつきポケットがあるので、確実に落下させたくないものはこちらに入れればよい。メッシュポケットはゴミを一時的に入れるのに重宝している。

かなり気に入っているので同じ色のものを予備で買っておきたいくらいだ。

Thule AllTrail 45 背負って遠征

先月買った AllTrail 45 を背負って遠征してきた。といっても終始背負っていたわけではなくて、預けられる場合はロッカーやら宿に置いてきた。

荷物を置いた場合は同じ Thule の Stir 20 を背負った。Stir 20 はフレームがないので2つ折りにして AllTrail 45 に突っ込んだ。丸めると嵩張ったので2つ折りにしたら丸めるよりかは嵩張らなかったので、当初別の小型バックパックを持っていこうと思っていたのだが Stir 20 に変更した。折ると癖がつきそうだったが、買ってからそれなりに使っているので癖がついてもいいや、という心境であった。新品だと躊躇するけどね。ちなみに当初持っていこうと思っていたのは MHW の Fluid 18。これは 9,10 月の遠征で使っているのだが、容量不足感があった。ポケットが多いのはいいのだけどね。Stir 20 とは 2l しか違いがないが、Stir 20 はパンパンになっても蓋部分で若干の余裕がある。

で、AllTrail 45 を背負い続けた場所は主に平地や丘レベルの比高。短い時間の市街地散策や、駅から港までの移動という感じだ。唯一山と言えるのは某山城跡に行った時か。全荷物で 15kg ぐらい。登山かにとっては普通の重さだろうが、私にとっては重い。階段が多めの城跡だったのだが階段の上り下りがきつかった。

背負い心地の感想は可もなく不可もなく。問題はなかったが快適というわけでもなかった。11月にしては気温が高かったので腰のあたりは結構汗をかいた。ヒップベルトは割としっかりしている。ヒップベルトをしめないと肩への負担が大きいので腰への荷重がそれなりにいっているということだろう。

背負い心地以外での問題点。1つ目はサイドのメッシュポケット。トレッキングポール、ペットボトルを突っ込んでいるのだが、バックパックの中身がパンパンだと背負ったままでペットボトルの出し入れに難儀した。ポケットの中にコンプレッションストラップがあるのだが、そのストラップが引っかかってペットボトルがしまえず。トレッキングポールの出し入れは基本バックパックを下ろして行うからよいのだが、ペットボトルの出し入れでバックパックを下ろすのは結構面倒であった。2つ目はチェストハーネスに笛がないこと。基本単独行なので笛は必須といえるのだが、ついていないので別途笛を用意しないといけない。3つ目は AllTrail の問題ではないなく、アクセサリーの問題になるのだが、別売りの防水ポケット Thule VersaClick Rolltop Safezone Pocket を購入してヒップベルトにつけたが、今のスマートフォンだとサイズが合わなくてスマートフォンが入らず。スマートフォン以外の物を入れてもよいのだが、その場合は最初からついているヒップベルトポケットのほうが出し入れしやすいのでそちらに入れてしまう。このアクセサリーは購入しなくてもよかった。防水仕様なのでジッパーで開け閉めではなくベルクロ。バリバリなので場所によっては使用しづらいということもあった。

よかったのは表のでかいポケット。上着を入れるのを想定しているのだろうけど、上着の出番のない気候だったので使わず。折り畳み傘、スタンプ帳、タオルなどを入れたが重宝した。デザインも色合いも気に入っている。300円サイズのコインロッカーも予定通りでかける分の荷物を抜けば入った。コインロッカーの使用回数がそれなりにあったので、500円サイズの使用頻度を抑えられたのは大きい。荷物の調整をする時間がなく、500円サイズのロッカーを使わざるをえなかったのが1回だけあったが、荷物調整していたら間に合わなかったのでよしとする。

Boreas の Presidio もポールホルダーにカラビナをつけることで外付けできた。

今回の遠征で十分に使えたので、他の 40l 台のバックパックはいくつか処分してもいいかな。

バックパックとコインロッカー

長めの遠征時は中型バックパックを背負っていくのだが、荷物が預けられる場合は預けて軽量化している。なるべく快適な背負い心地を目指すけど、バックパックが小さくて軽いほうが快適なのは事実。私のように公共交通機関で移動するならばなおさらである。

バックパックを預けるパターンとしては連泊の場合は宿の室内置き、コインロッカーの2つが主な預け手段。観光案内所の荷物預かりサービスという場合もあるが、時間にシビアな場合があるのであまり使いたくない。赤木城に行った時復路のバスが遅延して案内所が閉まる時間ギリギリになったことがある。

宿に置く場合の注意点は貴重品の取り扱い。基本である。貴重品は持ち歩いたほうがよい。それだけである。

コインロッカーの場合は宿よりもセキュアなので、貴重品をコインロッカーに入れてしまってもよい。コインロッカーの注意点はバックパックのサイズ。特に奥行。これに尽きる。JR のコインロッカーは奥行 575mm というのが公式情報。バックパックで言えば高さがこれ以下なら大概入る。30l クラスまでなら余裕で入る。40l クラスとなるとバックパックの作り次第だ。

手持ちのバックパックの雨蓋を含まないフレームの高さをいくつか測ってみたら 570mm 前後のがいくつかあった。ということはギリギリ入っていたのか、と思いつつも、コインロッカーに入れたシーンを思い出すともうちょい余裕あった感じがした。実際にロッカーの奥行を調べたほうがよいな、ということでメジャー持ってアウトドアショップでバックパックのフレームの高さを測るついでに、駅のコインロッカーの奥行きを実測してみたら 600mm くらいあった。コインロッカーの扉を閉めた状態で、蓋自体の厚さを引いた奥行が 575mm っぽい。蓋の内側は大概空洞なので 600mm 前後まではいけそうだ。スーツケースと違ってバックパックは変形できるので 575mm 以上あっても大丈夫だろう。

手持ちの 40l 超のバックパックで小型コインロッカー(300円のサイズ)に入ったかを箇条書きしてみる。

  • Boreas Buttermilks 40: 問題なし
  • Boreas Lost Coast 45: 問題なし
  • Karrimor Ridge 40 type 2: 満載だと厳しそう
  • Karrimor Cougar 40-55: 満載だと無理(中型ロッカーにした時がある)だが、雨蓋分減らせば入る。ただしヒップベルトがでかいので畳むようにして入れないといけない。
  • Lowe Alpine Cholatse 45: 満載だと無理。雨蓋分減らせば入る。
  • Osprey Kestrel 48: 旧版。荷物そこそこ入っていても入る。

これで新調した AllTrail 45 が入らなかったらつらいな。フレームの高さは手持ちの中では一番で測ったら 600mm 前後。ギリギリである。来月の長期遠征で使うのだが、その前にどこかのコインロッカーで試したほうがよさそうだ。実際につっこむわけではないので人目につかない場所ないかな。

なお、街中の安いコインロッカーの場合は奥行不足の場合があり、その場合は 30l ですらフレームがあると無理だったりするので注意だ。

[2018/10/21 追記]

雨蓋分中身を抜いた状態の AllTrail 45 を奥行 575mm のロッカーに入れたところ、ギリギリ入ることを確認してきた。

Thule AllTrail 45 購入

40l 以上はもう買わない、と思っていたのだが買ってしまった。

9月、10月と Ridge 40、Cougar 40-55 で出かけたのだが、Thule の AllTrail 45 を買ってしまった。

Ridge 40 は思ったより余裕がない、というのが使ってみた感想。旧 Ridge や Cougar だとサイドポケットが結構膨らむようになっていて、折り畳み傘、マップケース、ちょっと長めでメイン収納部には入れたくないものなどをつっこむのにちょうどよかったのだが、現行 Ridge はサイドポケットはあるけど遊びの部分がなくてぱっつんぱっつん。メイン収納部がぱっつんぱっつんだとサイドポケットもぱっつんぱっつん。サイドのワンドポケットの素材も伸縮素材になってしまい、劣化するとだらだらになりそうだし、ちょっと鋭利なものにあたると破けそうで心配。旧 Ridge だと伸縮素材ではないのでその心配はなかった。フロントのセンタージップのポケットもやはり使いづらい。ジッパーは旧型のように左右どちらかでよかった。旧型よりハーネスが柔らかめに感じ、背負い心地がよくなったのはよかった。背面の作りは旧 Ridge よりよいと思う。Cougar 40-55 に関しては荷物は入るのだが、ずんぐりシェイプなので場所を取るというのが難点。公共交通機関の荷棚によってはつっこめない。手持ちで一番荷物が入るバックパックなので処分はしないでキープしておく。手持ちでは Boreas の Buttermilks 40 と Lost Coast 45 もあるが、これらは表記容量ほど入らないので、ともに 30l 台で考えておくとパッキング時にちょうどいい。あと荷物詰めすぎるとショルダーハーネスが肩へダメージを与えるので、荷物の多い長期遠征向きではない。PC なしの2泊3日辺りがちょうどよい。見た目はスマートなので街中歩くときは容量の割に大げさではない。夏場の市街地メインの遠征では出番が多い。

ということで 40l 以上 50l 未満のバックパックを新調したくなった。悩んだ挙句に Thule の AllTrail 45 にしたのだが、これは以前から気になっていたバックパックである。Thule のバックパックは Stir 20 と 35 を持っているのだが、これらが気に入っていたのと、修理に出したら無償で新品と交換してもらえたこともあり、Thule の大き目のバックパックを買ってもよいな、と思っていたのだ。Thule では Versant も気になっていたが、現状店頭にあるのは 50 の全体赤色モデルだけなので今回は除外。買うなら青(フィヨルドかな?)か、赤黒がよい。あと Versant はサイドのストラップが高い位置にあるのも難。もうちょっと低い位置に欲しかった。

AllTrail 45 に決めたのは実際に高さを測ってロッカーに収まりそうだったから。公式の高さ表記は雨蓋を含めた高さで 72cm となっている。数字のままだと小型ロッカーには入らない。が、バックパックは固形ではないので、実際の高さはフレームの高さである。フレームの高さが小型ロッカーサイズに収まれば入るのだ。全荷物搭載時は雨蓋までの高さも必要だが、ロッカーに収める場合は荷物を抜き出しているので雨蓋部分程度は凹む。なのでフレームの高さがロッカーの奥行以内であればよいのだ。多くのロッカーの奥行きは 575mm というのが JR のサイトなどに掲載されているサイズだ。しかし、メジャーを持って実際に測ったところ、60cm はギリギリいける(測っている風景を写真に撮っておけばよかった、と書きながら思っているところ)。ロッカーの扉裏側は基本空洞になっているので、その空洞分奥行を稼げるのだ。

で、ロッカーの奥行きを測ったあとに店頭に行き、AllTrail 45 のフレームの高さを測定。ほぼ 60cm であった。雨蓋分荷物を抜けば収まりそうだ。実際軽量化の際はある程度の荷物をサブバッグ(バックパック、ショルダーバッグなど)に移すようにしているのでいけるであろう。ということで、他社のバックパックも気になったのだが、緑系統のバックパックが欲しかったこともあり、AllTrail 45 の Garden Green を購入した。表のでかいポケットもいろいろ詰められてよい。Ridge 40 の余裕のなくなったサイドポケット2つとセンタージッパーのポケットを合わせたよりも入るだろう。メイン収納部は1気室だが、仕切りで疑似的に2気室になる。ここの使い勝手が微妙そうであるが、うまいこと使いこなしていきたい。これに関しては、完全に2気室に分けられるので Ridge 40 や Cougar 40-55 のほうがよい。PC をつっこむので、PC はなるべく背中に近い位置に収納して重心が下がらないようにしたいのだ。完全2気室だとこれが可能。オスプレーの Kestrel 48 も2気室になるのだが、仕切りに隙間があり、それが都合の悪い場所にあるので、PC を背中に近い位置に入れると隙間から下に沈み込んでいき、重心が下がっていしまうことがあるのだ。AllTrail 45 も隙間ができそうなのでうまいこと PC を入れたいところ。AllTrail 45 のヒップベルトのフィット感も店頭ではよかった。ただし、これは実際のバッキングしないとわからんのだけどね。これまでもいいヒップベルトだな、と思っても実際使ってみると頻繁に緩んで腰で支えてない状態になる、という製品もあった。

長期遠征前にどこか1泊して試したいのだが、行きたい場所の宿がことごとく高い場所しか残っていなくて困っているところ。遠征の前の週はお金使いたくないので、今週末しかチャンスはないのだが。

ともあれ、40l 以上のバックパックが増えてきたのでいくつか処分しないとな。

他の 40l 以上 50l 未満の候補も記しておく。

テルス45も表に大きなポケットがあり、標準的な作りでよさそうであった。悪くはないのだが、決め手に欠けたので次点。使っている人が多そう、とは思った。

前から欲しいと思っているのだが、購入迄は至っていない。雨蓋がないので街中で大げさ感がないのがよい。そして 45l と結構な容量。ただし、その雨蓋がない、ということが拡張性に乏しく、購入後いざパッキングしてみたら容量不足だったらイヤだなぁ、ということで今回も見送り。ヒップベルトが弱そう(腰で支えられるかな? という危惧)とも思った。実際どうなんだろう。

ミレー公式から消えているサイズである 45+10。廃盤だろうか。ポケットも多くて気になっていたが、高価なのといきつけの系列店になかったので買わず。別の系列にはあったけど、そこではお金使いたくない。あと、ミレーって表記容量ほど入らない気がする(旧 SAAS FEE と KULA 30 使用による経験則)。

マウントシャスタは 55+10 ならいきつけの系列にもあった。しかしサイズアップでさらに高価。雨蓋がスリングになる、というギミックも好きなのだが購入にはいたらず。フレームの高さは測定していないが、これも結構な高さと思われる。雨蓋含めた公式のサイズは 72cm なのでフレームの高さは 60cm はありそうだ。富豪なら買っていた。

カリマーの割に軽めの 50l バックパック。ぱっと見のフォルムがずんぐりしているので、これなら軽くても手持ちの Cougar 40-55 でいいかな、ということで買わず。表のポケットが大き目なのはよかった。

すっきりした見た目でよさそうなのだけど、グレゴリーも表記容量ほど入らないので次点。フレームの高さは測っていない。

コインロッカーとバックパックの関係にもうちょっと言及したくなったので別記事にするかもしれない。