週末にレイトショーで『海獣の子供』観賞してきた。ネタバレ含むので、折り畳み記事にする。といっても個別ページ開かれたら仕方ないけど。
予備知識なし。タイトルだけ見て細田監督作品かと思った。細田監督作品は子供をテーマにするじゃん? 細田監督作品は『サマーウォーズ』しか見ていない。その後の映画作品は親子テーマがメイン過ぎてみていない。テレビでやっていても見ていない。
『海獣の子供』は細田監督作品ではない、と分かっただけでそれ以上の知識は入れないで映画鑑賞開始。
主人公ルカは夏休み初日ハンドボールの部活中にトラブル起こして下を向く。家ではアル中っぽい母がいて、母子関係はよくなさそうだ。父は水族館に勤務しており、父に会いに行くとジュゴンに育てられたという少年ウミと出会う。
この少年が日本語が達者で結構知性もある。幼い頃にジュゴンに育てられたのにそんなに日本語分かるの? という疑問が頭の中で大きくなり困惑。あまり話が入ってこない。ジュゴンに育てられた少年はもう1人いて(名前はソラ)、こちらも言葉が達者。かなり頭はよさそうだ。幼少期にジュゴンから人間の言葉でも教わったのか? などと2人目が出てきて更に困惑。
話が進むにつれてこれはファンタジーなり SF の類だとわかり困惑の度合いは減少。といってもソラが消えるところ、祭りの時に真っ黒になったルカ、ルカの体内からウミが隕石を取り出すところ、隕石の役割などはわからんかった。繰り返し見れば気づくのかもしれない。
あと、外国の組織(なんだか忘れた)の目的が思い出せない。祭りの座標を知るとどんなメリットがあるのだっけ。
お話のテーマは「我々は海から生まれた。宇宙も海も同じようなものだ。お父さんお母さんを大切にしよう」というものだろうね。普遍的なテーマではあるが、映像の見せ方が独特で、スタッフはこれを動画にしたかったんだろうな、というのは感じられた。
感想ツイートを見ると原作から端折っているところもあるようなので、原作を読んで理解を深めたり補完したいところだ。マンガワンなら月末まで無料らしい。