長めの遠征時は中型バックパックを背負っていくのだが、荷物が預けられる場合は預けて軽量化している。なるべく快適な背負い心地を目指すけど、バックパックが小さくて軽いほうが快適なのは事実。私のように公共交通機関で移動するならばなおさらである。
バックパックを預けるパターンとしては連泊の場合は宿の室内置き、コインロッカーの2つが主な預け手段。観光案内所の荷物預かりサービスという場合もあるが、時間にシビアな場合があるのであまり使いたくない。赤木城に行った時復路のバスが遅延して案内所が閉まる時間ギリギリになったことがある。
宿に置く場合の注意点は貴重品の取り扱い。基本である。貴重品は持ち歩いたほうがよい。それだけである。
コインロッカーの場合は宿よりもセキュアなので、貴重品をコインロッカーに入れてしまってもよい。コインロッカーの注意点はバックパックのサイズ。特に奥行。これに尽きる。JR のコインロッカーは奥行 575mm というのが公式情報。バックパックで言えば高さがこれ以下なら大概入る。30l クラスまでなら余裕で入る。40l クラスとなるとバックパックの作り次第だ。
手持ちのバックパックの雨蓋を含まないフレームの高さをいくつか測ってみたら 570mm 前後のがいくつかあった。ということはギリギリ入っていたのか、と思いつつも、コインロッカーに入れたシーンを思い出すともうちょい余裕あった感じがした。実際にロッカーの奥行を調べたほうがよいな、ということでメジャー持ってアウトドアショップでバックパックのフレームの高さを測るついでに、駅のコインロッカーの奥行きを実測してみたら 600mm くらいあった。コインロッカーの扉を閉めた状態で、蓋自体の厚さを引いた奥行が 575mm っぽい。蓋の内側は大概空洞なので 600mm 前後まではいけそうだ。スーツケースと違ってバックパックは変形できるので 575mm 以上あっても大丈夫だろう。
手持ちの 40l 超のバックパックで小型コインロッカー(300円のサイズ)に入ったかを箇条書きしてみる。
- Boreas Buttermilks 40: 問題なし
- Boreas Lost Coast 45: 問題なし
- Karrimor Ridge 40 type 2: 満載だと厳しそう
- Karrimor Cougar 40-55: 満載だと無理(中型ロッカーにした時がある)だが、雨蓋分減らせば入る。ただしヒップベルトがでかいので畳むようにして入れないといけない。
- Lowe Alpine Cholatse 45: 満載だと無理。雨蓋分減らせば入る。
- Osprey Kestrel 48: 旧版。荷物そこそこ入っていても入る。
これで新調した AllTrail 45 が入らなかったらつらいな。フレームの高さは手持ちの中では一番で測ったら 600mm 前後。ギリギリである。来月の長期遠征で使うのだが、その前にどこかのコインロッカーで試したほうがよさそうだ。実際につっこむわけではないので人目につかない場所ないかな。
なお、街中の安いコインロッカーの場合は奥行不足の場合があり、その場合は 30l ですらフレームがあると無理だったりするので注意だ。
[2018/10/21 追記]
雨蓋分中身を抜いた状態の AllTrail 45 を奥行 575mm のロッカーに入れたところ、ギリギリ入ることを確認してきた。