先日ネットの某ショップ半額セールで Boreas Tokopah の黒が売られていたので衝動買い。Boreas 製品は好きで複数持っているが Tokopah はスルーでいいかな、と思っていたのだけど、半額だしポイント溜まっていたし、ということで買ってしまった。別のカラバリのほうがよかったけど黒しかなかったので黒購入。
で、背面システムは Muirwoods みたいなもんだろうと思っていたのだが違った。フレームなしである。硬めのパネルは入っているのでそれがフレーム替わりだろう。フレームではないので型崩れはする。
形状が底が大き目の涙滴型とでもいえばいいのだろうか。Muirwoods のように底が絞られた感じではないので、荷物を入れると重心が下がってしまう。コンプレッションストラップが一応あるのでそれで絞めると容量が減るし、サイドポケットに何かを入れている場合は圧迫されるし、一度取り出すと再度入れる時はコンプレッションを緩めないといけない。コンプレッションを緩めると荷物が下がってくる、という悪循環になるので結局コンプレッションは使わなかった。
山には入らず市街地うろうろメインで使ったのだが、本格的な山城に行く場合はこけたら汚れが目立つし、滑落した場合は明るい色のほうが発見される確率上がるということであまり出番なさそう。せめてもうちょいポケットがあればね。これなら今はもう売っていないけど Muirwoodds 30 の黒のほうがよろしかろう。
他の Boreas 製品よりよかった点はヒップベルト。現在所持している Boreas 製品でポケット付きヒップベルトはポケットとベルトが一緒になっているのだが、 Tokopah は分かれている。ヒップベルトだけを閉めることができて、手持ちの Boreas 製品よりよくしまった。これはよい点であった。Lost Coast とか Muirwoods のヒップベルトは緩みがちだった。
あと、30l の割に縦長なので、付属ではない 30l のレインカバーをつけようとしたらつかなかった。付属以外のレインカバーを使うなら大き目をえらぶのがよい。付属のレインカバーは黒だったので明るい色のレインカバーを使いたい。